ロベルト・シュトルツ&ベルリン・ドイツ・オペラ管による「ジプシー男爵」全曲盤

オーストリア、グラーツ出身のロベルト・シュトルツ(Robert Stolz/1880~1975)はウィンナ・ワルツ、オペレッタのスペシャリストだった。 今回の紹介盤ヨハン・シュトラウスII世オペレッタ「ジプシー男爵」全曲盤(1965年頃のステレオ・セッション、独オイロディスク録音)は1975年に作曲者シュトラウス生誕150年記念、シュトルツ追悼盤として日本コロムビアからリリースされた。 エーベルハルト・ヴェヒター、ルドルフ・ショック等々往年の名歌手を揃えベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団との録音は今やヴィンテージ盤となっている。 シュトルツの生き生き、溌剌とした指揮ぶりがタップリと楽しめる全曲盤のひとつである。 録音もとても素晴らしい(写真1 LPジャケット、日本コロムビアOW-7643~4-K/写真2 LPレーベル面)。

写真1    ロベルト・シュトルツ&ベルリン・ドイツ・オペラ管ほか /J.シュトラウスIIオペレッタ「ジプシー男爵」全曲盤LPジャケット(日本コロムビアOW7643-4K)

写真2    LPレーベル面