ロベルト・ワグナー&インスブルック響  による「ウィンナ・ワルツの楽しみ」

ロベルト・ワグナー(Robert Wagner/1915~2008)はウィーン出身の指揮者、モーツァルテウム音楽院(ザルツブルク)院長を歴任し、紹介盤の インスブルック交響楽団の首席指揮者も務めた。 この「ウィンナ・ワルツの楽しみ」も首席指揮者時代(1960年代)の録音と思われる。 ヨハン・シュトラウスII世並びに弟ヨゼフ・シュトラウスのワルツ名曲を集めた1枚、リピートを省略するなど短縮版で演奏しているところが少々惜しまれるが昨今では彼が指揮するLP、CDも入手困難となりこのレコードも貴重となった。 紹介LPはもう半世紀余り前に日本フォノグラムから当時驚きの廉価盤グロリア・シリーズ(900円)でリリースされたがその後間もなく1000円に改訂された (写真1 LPジャケット、日本フォノグラムFG 36/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(日本フォノグラムfontana-FG 36)1970年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面