ヴァツラフ・ノイマン&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー「交響曲第5番」

今回の紹介LPはチェコの名匠ヴァツラフ・ノイマン(Václav Neumann/1920~1995、写真1)が得意としたマーラーからライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団首席指揮者時代(1964~1968)に録音した「交響曲第5番」である。 彼はこのゲヴァントハウス時代に「第5番」のほか「第6番」「第7番」「第9番」も当時東独エテルナ(ETERNA)に録音しておりどれもが名盤として知られている。 最初に録音され話題となったのがこの「第5番」だった。 ノイマンらしい端正で格調高い演奏と共に録音の素晴らしさに驚いた。 紹介盤は1970年代に日本フィリップスからリリースされた2LP4面にカットされた贅沢な廉価盤である (写真2 LPジャケット、日本フィリップスPC 1591~92/写真3 LPレーベル面)。

写真1    ヴァツラフ・ノイマン(LPジャケット掲載写真から)

 

写真2    LPジャケット(日本フィリップス PC 1591~92、2LP)

 

写真3    LPレーベル面