上田仁&東京交響楽団による團 伊玖磨「交響曲第2番」
上田仁(うえだ まさし/1904~1966、写真1)は国内外の現代音楽を日本のクラシック音楽ファンに数多く紹介した指揮者だった。 ちなみに今回の紹介盤、團 伊玖磨(1924~2001)の「交響曲第2番変ロ調」は上田 仁&東京交響楽団により1956年に初演されている。 この作品は3つの楽章から構成され「第1楽章」だけでも演奏時間およそ25分を要するスケール感ある大曲である。 レコードには録音データが記載されてないがオリジナル・ステレオ録音なので1960年前後のものと思われる。 紹介LPは東芝EMIなった1973年頃にリリースされた「日本現代音楽シリーズ」の再プレス盤である。 録音も素晴らしく「第1番」と共に彼の歴史的名盤として知られている(写真2 LPジャケット、東芝EMI-TA 8037/写真3 LPレーベル面)。