中国、江南地方の景勝地を巡る旅(6)、2013年6月

〜 文豪「魯迅」生誕の地「紹興」にて、2013年6月6日

「杭州」から南へおよそ65kmに位置する文豪「魯迅」(1881-1936)の生誕の地「紹興」へ向かう。 古都「紹興」は銘酒「紹興酒」の酒造りの街でも世界的に知られている(写真1  紹興中心部街歩きマップ)。 市街北部に位置する「紹興駅」の駅舎は2000年にリニューアルされモダンである(写真2  モダンな紹興駅舎/ 写真3  紹興駅前風景(筆者撮影)。   この街の見どころの一つが文豪「魯迅」が少年時代を過ごした旧居が中心街に位置し公開されている(写真4  「魯迅故里」入り口、筆者撮影)/ 写真5  入り口から「旧居」に向かう通り、筆者撮影)。 このエリアには「三味書屋」と呼ばれる魯迅が学んだ塾跡(写真6筆者撮影)や来客接待や冠婚葬祭などを行う「徳寿堂」(写真7筆者撮影)のほか「思仁堂」(写真8筆者撮影)等々が見学できる。 またこの街の銘酒「紹興酒」の工場見学もなかなか興味深かった(写真9  紹興酒工場入口、筆者撮影)。 熟成させた紹興酒はさらに長期間に渡り甕で寝かせるそうである(写真10筆者撮影)。 このようにこの地「紹興」で手間ひまかけて作られる老酒に限り「紹興酒」という固有の名称が許されるとのことだった。

(つづく)

写真1    紹興中心部街歩きマップ

写真2    紹興駅舎(筆者撮影)

写真3    紹興駅前風景(筆者撮影)

写真4    「魯迅故里」入り口(筆者撮影)

写真5    入り口から旧居に向かう通り(筆者撮影)

写真6    三昧書屋(筆者撮影)

写真7    徳寿堂(筆者撮影)

写真8    思仁堂(筆者撮影)

写真9    紹興酒工場の入り口(筆者撮影)

写真10    熟成された紹興酒を入れた甕(筆者撮影)