伝説の名ライブ、カルロス・クライバー&バイエルン国立管「ベートーヴェン交響曲第4番」
今回の紹介LPはリリース当時クラシック音楽ファンに爆発的話題を呼んだカルロス・クライバーの今や伝説の名ライブ盤である。 時と場所は1982年5月3日ミュンヘン国立歌劇場、「カール・ベーム追悼コンサート」と銘打った特別演奏会からベートーヴェン「交響曲第4番」(プログラム後半は「第7番」が演奏される)を収めた1枚、オーケストラは「バイエルン国立管弦楽団」である。 鋭角的でかなり快速テンポで振るクライバーの棒に聴き手は圧倒された。 しかもこの「第4番」のみがLP1枚両面にわたり贅沢にカッティングされている。 現在ではSACDでもリリースされ今後も彼の不滅のライブ盤として語り継がれることだろう(写真1 LPジャケット、独ORFEO D’OR-S 100 841 B / 写真2 LPレーベル面)。