北ドイツの古都を訪ねて(2)、2003年7月

〜 北ドイツの真珠、「ツェレ」 〜

ハノ-ファーから北へおよそ40Kmに位置する北ドイツの真珠とも呼ばれる美しい街、ツェレ(Celle)を訪ねた。 この街の起源も10世紀にまで遡る。 街の見どころは何といっても13世紀末に建てられた白亜の古城「ツェレ城」であろう(写真1  ツェレ城、筆者撮影)。 この城はブラウンシュヴァイク=リューネブルク公国領主の居城であった。 建築様式はルネッサンス様式やバロック様式を取り入れており城の内部には騎士の広間、礼拝堂(ルネッサンス様式)や現在でも度々コンサートなどの公演が開催されるバロック様式のドイツ最古とも云われる劇場がある。 また城の庭園も優雅で美しい(写真2  城の庭園、筆者撮影)。 旧市街の街並みは色彩豊かな木組みの家々が立ち並びまるで「御伽」の世界に入り込む(写真3・4・5 旧市街の街並み、筆者撮影)。 また裏路地もなかなかの風情を感じさせ聖マリエン教会の塔も見える(写真6  旧市街の裏路地、筆者撮影)。 この教会は14世紀初頭に建てられ当初はゴシック様式だったそうだが17世紀に現在のバロック様式に改装されたそうである(写真7・8 教会内部祭壇、筆者撮影)。 筆者も時間を忘れツェレの街歩きを楽しんだ。

(つづく)

写真1    ツェレ城(筆者撮影)

写真2    ツェレ城の庭園(筆者撮影)

写真3   木組みの家々が立ち並ぶ旧市街(1)(筆者撮影)

写真4    木組みの家々が立ち並ぶ旧市街(2)(筆者撮影)

写真5    木組みの家々が立ち並ぶ旧市街(3)(筆者撮影)

写真6    旧市街の裏路地(筆者撮影)

写真7    聖マリエン教会の祭壇(1)(筆者撮影)

写真8    聖マリエン教会の祭壇(2)(筆者撮影)