北米西海岸"アムトラック”の旅(2)シアトル、2012
〜シアトルにて、2012年10月1日〜
シアトルの「キング・ストリート駅」を降りてまず目に入るのは駅の脇にある大きなアメリカン・フットボールのスタジアムである。 これは「NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)」に所属する「シーホークス(SEAHAWKS)」の本拠地である。 ちなみに「シアトル・マリナーズ」のホーム球場「セーフコ・フィールド」も隣接している。 先ず「1962年シアトル万博会場」の跡地、シアトルのシンボル・タワーでもある「スペース・ニードル」(写真1 筆者撮影)に程近いホテルにチェック・イン後、街の散策に出掛けた。 この日は快晴でホテルの屋上からもアムトラックの名称にもなっている「カスケード山脈」の最高峰、4,000m級の「マウント・レーニア」を眺望することができた(写真2 ホテル屋上から「マウント・レーニア」を眺望・筆者撮影)。 またシアトルは文化都市でもありダウンタウンの中心に位置する「シアトル美術館」には世界各地から25,000点余りにのぼる作品がコレクションされている。 さらに正面玄関にある巨大なオブジェ「ハンマーを持つ男」には圧倒される(写真3 美術館正面玄関に立つオブジェ「ハンマーを持つ男」・筆者撮影)。 この街自慢のオケ「シアトル交響楽団」の本拠地「ベナロヤ・ホール(BENAROYA HALL)」(2,500名収容)もこの美術館から目と鼻の先にある(写真4・5 シアトル響の本拠地「ベナロヤ・ホール、筆者撮影」。 この楽団の創立は1903年、かつて1940年代にはイギリスのトーマス・ビーチャム卿も音楽監督を務めたことがある。 現在の音楽監督はフランスのルドヴィク・モルロ(Ludovic Morlot)が務めている。 CD録音は前任のジェラード・シュウォーツによる演奏が「ナクソス・レーベル」から結構リリースされている(写真6 シアトル響2012-2013シーズン公演冊子表紙)。 明日は朝7時40分発の「アムトラック・カスケーズ」で最終目的地カナダ、バンクーバーへ向かう。(つづく)