名匠ハンス・スワロフスキーによるウィンナ・ワルツ&ポルカ作品集

ハンス・スワロフスキー(Hans Swarowsky /1899~1975、写真1)と云えば彼が1973年10月のNHK交響楽団定期に客演したことを思い起した。 ハンガリーの首都ブダペスト出身、ウィーンを中心にオペラ、コンサート指揮者として活躍した20世紀の名匠である (写真2 スワロフスキー客演1973年10月N響Bチクルス演奏プログラム)。 彼はヨハン・シュトラウスをはじめとするウィンナ・ワルツも得意とし彼が「コンサート・ホール」に録音したこの「ウィンナ・ワルツ&ポルカ作品集」を聴くと古き良き昔の時代が浮かんでくる。 アルバムにはシュトラウスのワルツの代表作「美しく青きドナウ」は収められてないが興味深い作品としてオペレッタの代表作「こうもり」の旋律をモチーフにしたワルツ「親しい仲間(Du und Du)」が収録されている。 管弦楽はウィーン国立歌劇場管弦楽団、またLPジャケットのイラスト・デザインも気に入っている(写真3 LPジャケット、CONCERT HALL- M. 2186 /写真4 LPレーベル面)。

写真1    ハンス・スワロフスキー(インターネット画像)

写真2 筆者が聴いたスワロフスキー1973年10月「N響定期客演Bチクルス」プログラム

写真3    H. スワロフスキー&ウィーン国立歌劇場管「ウィンナ・ワルツ&ポルカ作品集」(国内盤Concert Hall    M. 2186)

写真4    LPレーベル面