懐かしの「ERATO-VOIX D’OR」国内盤LPから

今回の紹介LPは仏ERATO音源国内盤が1960年代初期に日本コロムビア傘下の日本ウェストミンスターからリリースされていた懐かしい1枚である。 紹介盤は1960年度の仏ACCディスク大賞(Grand Prix de l’Acdémie Chales Cros)にも輝いたルイ・フレモー(Louis Frémaux/1921~2017、写真1)指揮するモンテカルロ国立歌劇場管弦楽団によるムソルグスキー組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲版)である (写真2 LPジャケット、国内盤ERATO-VOIX -D’OR-VOS-3007-E/写真3 LPレーベル面)。 フレモーはこの楽団の首席指揮者(音楽監督)を1956年から1965年にかけて務めこのコンビでフォーレ「レクイエム」など数々の名盤を残している。 この「展覧会の絵」は当時録音の素晴らしさも魅力だった。 尚、このオーケストラは1980年以降モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(L’Orchestre Philharmonique de Monte-Carlo)の名称に統一されている。

写真1    1972年11月「都響第47回定期」客演時にプログラムに入れてもらったフレモーのサイン

 

写真2    LPジャケット(国内盤ERTO-VOIX'DOR VOS- 3007E)1961年リリース盤

 

写真3    LPレーベル面