歴史的名盤 オイストラフ・トリオのベートーヴェン ”大公”


歴史的名盤 オイストラフ・トリオ のベートーヴェン「ピアノ三重奏曲第7大公」を紹介したい。 トリオの構成メンバーはピアノ:レフ・オボーリン(Lev Oborin/19071974)、ヴァイオリン:ダヴィッド・オイストラフ(David Oistrakh/19081974)、チェロ:スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Sviatoslav Knushevitzky/19081963)の当時「世界の黄金トリオ」と云われた。 彼らのレコード録音は意外にもロシア・メロディア録音も含めそれほど多くない。 このベートーヴェンの「大公」は当時西側の英EMIコロムビアに1958年ごろに録音されオリジナルはステレオ録音だった。 紹介のLPは日本コロムビアから1960年代初頭にモノラル盤でリリースされたものでジャケットと共に懐かしさを感じさせる。 その後国内盤もステレオ盤となり現在までにLP並びにCDで何度となくリリースされこの作品の代表盤として輝き続けている (写真1 LPジャケット、日本コロムビア-RL 3061 / 写真2 LPレーベル面)。

写真1    オイストラッフ・トリオ/ベートーヴェン ピアノ三重協奏曲「大公」国内盤LPジャケット(日本コロムビア RL-3061)

写真2    LPレーベル面