若きコバケン&東響の「ブラームス交響曲第1番」ライブ盤
久しぶりに若きコバケン(小林研一郎)が東京交響楽団を振ったブラームス「交響曲第1番」のLPに針を下ろしてみた。 1978年6月6日東京文化会館での「東響第242回定期公演」からのライブ録音である。 このレコードは東京交響楽団の自主制作盤でリリース当時会場で求めたものと記憶している (写真1 LPジャケット、東響自主制作盤、TS-7806/写真2 LPレーベル面)。 この演奏からも「炎のコバケン」と呼ばれる聴衆を熱狂させるブラームスを聴かせている。 レコードには彼が指揮台に登場する足音と共に聴衆の拍手、演奏終了後興奮度も頂点に達した盛大な拍手、ブラボー、ブラボーの掛け声も収録されタップリと当日の会場の雰囲気が伝わってくる。 素晴らしい彼のレコード・デビューにもなった懐かしの1枚である。