若きブレンデルによるリスト「ピアノ協奏曲第1番＆第2番」、米VOX音源

今回は今年92歳を迎えたアルフレッド・ブレンデル(Alfred Brendel)の若き日の録音からリストの「ピアノ協奏曲第1番＆第2番」にスポットをあててみたい。　1960年前後に米VOXに録音されたステレオ音源である。　共演はドイツの名匠ミヒャエル・ギーレン(Michael Gielen/1927～2019)が指揮するウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団、ちなみにこの楽団は当時ウィーンの主要オーケストラ・メンバーから成る特別編成団体と云われている。　また指揮するギーレンも当時30代、若き二人の共演盤としても大変興味深い1枚だった。　紹介LPは日本コロムビア-ダイヤモンド1000シリースとして1970年にリリースされた (写真1　LPジャケット、日本コロムビア MS 1093-VX/写真2　LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット（日本コロムビア-MS 1093-VX）1970年リリース盤

写真2    LPレーベル面