若きマゼール&ベルリン・フィルの名録音からシューベルト交響曲第2番・第3番

過去にも何枚か取り上げたと思うが鬼才ロリン・マゼールのベルリン・フィルとの1960年代初頭録音の名盤から今回はシューベルトの交響曲第2番・第3番がカップリングされた1枚を紹介したい。 このレコードも彼の洗練された鬼才ぶりが発揮された名演である。 紹介LPジャケットは1963年にリリースされた国内盤グラモフォンだがその後LPとしては再リリースされなかったと思うので日本では比較的地味な存在の1枚だった。 しかしマゼールは1957年のステレオ初期から1965年にかけてベルリン・フィルと精力的にレコード録音に取り組んだ (写真1 LPジャケット、国内盤グラモフォンSLGM 1166 /写真2 LPレーベル面)。

写真1    ロリン・マゼール&ベルリン・フィル/「シューベルト交響曲第2番・第3番」LPジャケット国内盤グラモフォン1963年初出盤(SLGM1166)

写真2    LPレーベル面