若き鬼才マゼール、「ベルリン放送響」首席指揮者時代の名盤から
〜 モーツァルト交響曲第25番・第29番 〜
若き鬼才マゼールがベルリン放送交響楽団首席指揮者時代に「コンサート・ホール・ソサエティ」に録音したモーツァルト「交響曲第25番ト短調K.183・第29番イ長調K.201」、当時この楽団のコンサート・マスターは日本の豊田耕児が務めていた。 このLPも筆者が学生時代にリリースされた懐かしい1枚である。 この音源が現在CD化されているかわからないがマゼールのキレのある鋭角的な演奏に惹かれてしまい今でも時折針をおろす。 またこの楽団がマゼールと共に来日した1973年1月の公演も思い出される。 若きマゼールの顔がアップされたジャケットにインパクトを感じた (写真1 LPジャケット、Concert Hall SMS-2626 /写真2 LPレーベル面)。