記念切手に見るクラシック音楽の世界

今回は「記念切手に見るクラシック音楽の世界」と題してこれまでに筆者が収集したクラシック音楽関係の記念切手から何点か取り上げてみたいと思う。
写真1は往年の巨匠たちを集めた7点である。 写真上段の左から順に発行年が不明だがオーストリア発行「グスタフ・マーラー」の肖像切手、同じく1989年発行の「リヒャルト・シュトラウス」没後150年記念切手、1989年アメリカ発行の「アルトゥーロ・トスカニーニ」肖像切手、ウィルヘルム・フルトヴェングラー没後1周年記念切手(1955年ドイツ発行)、下段左から同、フルトヴェングラー生誕100年記念切手(1986年オーストリア発行)、ウィンナ・ワルツ、オペレッタの大家ロベルト・シュトルツ生誕100年記念切手(1980年ドイツ発行)、最後はカール・ベーム生誕100年記念切手(1994年オーストリア発行)である。
写真2は「ウィーン・フィル創立150年記念切手シート」(1992年オーストリア発行)。
写真3は「ウィーン・フィル」と創立年度が同じ1842年創立の「ニューヨーク・フルハーモニック」創立150年記念切手シート、これはインド洋に浮かぶ「モルディヴ共和国」1992年発行である。時の音楽監督ズービン・メータが指揮する写真が使用されている。
写真4は先の「漫遊記289」でも紹介した「ミラノ・スカラ座」創立200年記念切手2枚である(1978年イタリア発行)。
写真5はヴェルディの歌劇「アイーダ」の「スカラ座初演100年記念」カバー・スタンプ(1972年)で1973年3月筆者が「スカラ座」を訪れた際に売店で求めた一点である。
写真6はモナコ発行のパガニーニ生誕100年記念の初日カバースタンプ(1982年発行)で右側のパガニーニ肖像シールは布製である。
写真7は「ベートーヴェン生誕200年記念切手」(1970年ハンガリー発行)。
写真8はリンツの「ブルックナー・ハウス(コンサートホール)落成記念切手」(1974年オーストリア発行)。
写真9は今年没後150年を迎える「ベルリオーズ」の生誕180年記念切手(1983年フランス発行)である。
このように「クラシック音楽関係」に的を絞っての記念切手収集もなかなか興味深いものがある。

写真1    記念切手にみる往年の巨匠たち

写真2    ウィーン・フィル創立150年記念切手(1992年発行オーストリア)

写真3    「ニューヨク・」フィルハーモニック創立150年記念切手」(1992年発行モルディヴ共和国)

写真4    ミラノ・スカラ座創立200年記念切手(1978年発行イタリア)

写真5    ヴェルディ歌劇「アイーダ」スカラ座初演100年記念カバースタンプ(1972年)

写真6    パガニーニ生誕200年記念・初日カバースタンプ(1982年モナコ発行)

写真7    ベートヴェン生誕200年記念切手(1970年発行・ハンガリー)

写真8    ブルックナーハウス(リンツ)落成記念切手(1974年発行・オーストリア)

写真9    ベルリオーズ生誕180年記念切手(1983年発行フランス)