「マーキュリー・リヴィング・プレゼンス」CDから
ステレオ・ハイファイ録音が注目し始めた1950年代後半から1960年代初頭にかけての米マーキュリー録音のステレオ盤もまさに場感あふれ出る素晴らしいサウンドに圧倒された。 今回はこの懐かしの録音からのCD化、作曲家でもある […]
シモ―ネ・ヤングのブルックナー
オーストラリア、シドニー出身の「シモーネ・ヤング」、世界の主要歌劇場で活躍しオペラ指揮者としても名声がある彼女がおよそ9年の歳月をかけ2015年に完結したハンブルク・フィルとのブルックナー交響曲全集録音はそのスケール感な […]
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン「ブルックナ―交響曲第4番」2008年ライブ盤
ダニエル・バレンボイムはこれまでにシカゴ交響楽団(1972年独グラモフォン)ベルリン・フィル(1997年独テルデック) さらに2000年より終身首席指揮者を務めるシュターツカペレ・ベルリン(2017年独グラモフォン)と3 […]
M.アルゲリッチのライブ盤から
今回はバイエルン放送協会(Bayerischer Rundfunk)自主制作レーベルBR KLASSIKからマルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)が弾くピアノ協奏曲のライブ盤を取り上げてみたい。 これはア […]
ネゼ=セガンのブルックナー”交響曲第6番”
今回は ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の音楽監督にも就任し現在世界的に活躍中のカナダ、モントリオール出身のヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin)のブルックナー交響曲第6番に注目した。 これ […]
シュミット=イッセルシュテットの想い出
今からちょうど半世紀前、筆者がまだ学生時代にステレオ録音によるウィーン・フィルとの初のベートーヴェン交響曲全集をリリースした指揮者がドイツの名指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテットだった。 この全集録音は現在も彼の […]
ネーメ・ヤルヴィのバラキレフ「交響曲第1番」
「ロシア五人組」の立役者のひとりミリイ・バラキレフ(Mily Balakirev/1837~1910)の国内盤レコード・CDは調べてみると意外に少ない。 今回取り上げる交響曲第1番も過去に古くは1949年録音のカラヤン盤 […]
フランス新鋭ピアニスト “ダヴィッド・カドゥシュ”のシューマン
今回はフランス新鋭ピアニスト ”ダヴィド・カドゥシュ”(David Kadouch)のライブ盤から紹介したい。 彼は1985年南フランス「ニース」出身、ダニエル・バレンボイムの目にとまり世界的にその才能を認められ活躍中の […]
ジュリーニ、「1960年エディンバラ・フェスティバル」開幕コンサート・ライブ盤
〜 ヴェルディ「レクイエム」 〜 今回は1960年の「エディンバラ音楽祭」開幕コンサート(8月21日-アッシャー・ホール)で演奏されたカルロ・マリア・ジュリーニによるヴェルディ「レクイエム」のライブ盤にスポットを当ててみ […]
復活! ベーム&ベルリン・ドイツ・オペラ管/1963年来日公演「第9」ライブ盤
日比谷の日生劇場こけら落とし公演にベルリン・ドイツ・オペラの一行が初来日したのは1963年10月のことだった(写真1 羽田に降り立ち歓迎を受ける「ベルリン・ドイツ・オペラ」一行/”75 Jahre Orchester […]