フェドセーエフの「ショスタコーヴィチ交響曲」ライブ盤から
今回は筆者も気に入っているロシアの巨匠ウラディーミル・フェドセーエフの「ショスタコーヴィチ交響曲」ライブCDから紹介したい。 このライブ盤は1974年以来モスクワ放送交響楽団(現、チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団 […]
アルド・チッコリーニのサン=サーンス「ピアノ協奏曲全集」
アルド・チッコリーニ(Aldo Ciccolini/1925~2015)はナポリ出身、後にフランスに帰化したフランス近代音楽のスペシャリストであった。 今回紹介するセルジュ・ボド&パリ管弦楽団とのサン=サンース「ピアノ協 […]
アンドレ・クリュイタンス/ モノラル録音名演集
今回はこれまでも何度か取り上げてきた「アンドレ・クリュイタンス(André Cluytens)」の1950年代モノラル録音名演集(CD BOX)にスポットをあててみたいと思う。 これは以前紹介したドイツのメンブラン(Me […]
新春に聴く中国の抒情的名曲
今回は「新春に聴く中国の抒情的名曲」と題して紹介したい。 紹介する作品はいずれも「中国国立(国家)交響楽団」来日公演の際に耳にし気に入ってしまった三題である。 中国国立交響楽団(China National Sympho […]
ポール・シュトラウスのヴィンテージ録音から
ポール・シュトラウス(Paul Strauss /写真1)は米国シカゴ出身の指揮者、ベルギーのリエージュ・フィル音楽監督時代に録音したフランク交響詩プシュケのレコード(EMI)で注目された。 今回は彼のヴィンテ―ジ録音か […]
ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス「ワルツ&ポルカ集」(ウィーン・フィル創立150周年記念盤)
賀春 2020年が幕を開けた。 今年の「ウィーン・フィル ニュイヤー・コンサート」はラトヴィア出身、注目の「アンドリス・ネルソンス」が初登場とのことで期待も膨らむところである。 そこで今回は「ウィーン・フィル創立150周 […]
名匠「小津安二郎監督メモリアル・アルバム」
名匠「小津安二郎」監督の映画作品は世界的に現在も世界の小津ファンに愛されている。 今回紹介したいCDアルバムは1993年小津監督生誕90年、没後30年に際して1960年代録音オリジナル・ステレオ・マスターテープ音源からデ […]
ピエール・ブーレーズのベルリオーズ「レリオ」
ベルリオーズの代表作「幻想交響曲」の続編(完結編)のモノドラマ「レリオ」― 生への回帰(Lélio, ou le retour à la vie)は作曲者自身も「幻想交響曲」とセットで演奏してほしい語っていたらしいがとり […]
古楽器によるモーツアルトの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」
今回は古楽器によるモーツアルトの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」のCDを紹介したいと思う。 これは2003年から録音プロジェクトが開始されたチェコの名女流ヴァイオリニスト「ガブリエラ・デメテロヴァ(Gabriera […]
ペーター・シュライヤーを偲んで
12月25日、ドイツの世界的テノール歌手日本のファンも多いペーター・シュライヤーが故郷のドレスデンで84歳の生涯を終えた。 たびたびの来日公演で親しみも感じた名匠がまたひとり去り寂しくなった。 筆者が今も一番印象に残る来 […]