ガブリエル・カスターニャのメンデルスゾーン「スコットランド」ほか
今回は1997年にイタリアのマイナー・レーベル「アゴラ・ムジカ(AGORÁ MUSICA)」よりリリースされたCDから1枚取り上げてみたい。 それは日本では知る人ぞ知るアルゼンチン出身ガブリエル・カスターニャ(Gabri […]
H.ブロムシュテットのベートーヴェン「第9」ライブ盤
師走もはや半ばを迎え各地でベートーヴェン「第9」コンサートもたけなわである。 そこで今回は「第9」ステレオ・ライブ盤の中でも定評がある1枚、「ヘルベルト・ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデン」のCDを取り上げて […]
シルヴェストリの「マンフレッド交響曲」録音
コンスタンティン・シルヴェストリ(Constantin Silvestri / 1913-1969)によるチャイコフスキー、マンフレッド交響曲の録音はフランス国立放送局管弦楽団とのセッション(写真1 英TESTAMEN […]
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響/レスピーギ「ローマ三部作」
今回紹介する巨匠エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立交響楽団(現 ロシア国立交響楽団)によるレスピーギのローマ三部作/ローマの「噴水」・「松」・「祭」を収めたCDは今や伝説のライブ録音として語り継がれている。 […]
ブルックナー交響曲第6番/世界初全曲録音復刻CD
ブルックナー交響曲第6番イ長調全曲の世界初録音はチェコ出身のヘンリー・スウォボダ(Henry Swoboda)指揮ウィーン交響楽団による1950年9月のLP録音とされている。 彼は米国のクラシック・レコード・レーベル、ウ […]
「ヘルシン(グ)ボリ交響楽団」のシューベルト第4番・第7番(旧第8番)
スウェーデン南部、デンマークとの国境に接する古都ヘルシン(グ)ボリ(Helsingborg)に本拠を置く「ヘルシン(グ)ボリ交響楽団」の創設はCD解説によれば1912年、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 […]
ガエタ―ノ・デローグ、スプラフォン名盤から
指揮者ガエターノ・デローグ(Gaetano Delog)は今年85歳を迎えたイタリア本土に近いシチリア島北東端に位置するメッシーナ(Messina)出身の名匠である。 パレルモのマッシモ劇場などでオペラ指揮者としても活躍 […]
ボロディン弦楽四重奏団のチャイコフスキ―
ボロディン弦楽四重奏団は終戦の年1945年に旧ソヴィエト連邦で結成、初代ヴィオラ奏者には名指揮者ルドルフ・バルシャイも在籍、ショスタコーヴィチやチャイコフスキーなどの演奏を得意としている。 今回紹介するチャイコフスキーの […]
ヤッシャ・ホーレンシュタイン伝説のライブ、マーラー”交響曲第7番”
ウクライナ、キエフ出身のヤッシャ・ホーレンシュタイン(Jascha Horenstein/1898~1973)はブルックナー、マーラーのスペシャリストとしても知られシニア世代には懐かしい指揮者のひとりである。 今回取り上 […]
アンドレ・クリュイタンスのショスタコーヴィチ「交響曲第11番”1905年”」
今回紹介するアンドレ・クリュイタンス&フランス国立放送局管弦楽団による「ショスタコーヴィチ交響曲第11番”1905年“」の録音はおそらく彼のショスタコーヴィチ交響曲、唯一の正規録音かと思われる (写真1 A. クリュイ […]