ブルックナーの室内楽曲
ブルックナーの室内楽曲の代表格は1879年作曲「弦楽五重奏曲ヘ長調」であろう。 今回は普段あまり演奏される機会が少ない「弦楽四重奏曲ハ短調」(1862)とカップリングされた筆者の愛聴盤を紹介したい。 このCDはドイツ「M […]
M.T.T.&サンフランシスコ交響楽団「マーラー交響曲第6番」ライヴ盤
今回はM.T.T.(マイケル・ティルソン・トーマス)&サンフランシスコ交響楽団による白熱のライヴ盤マーラー「交響曲第6番イ短調”悲劇的”」を取り上げてみたい。 このライヴ盤は2001年9月アメリカ同時多発テロ事件直後の9 […]
ブゾーニのピアノ協奏曲
イタリア出身の新古典主義作風から電子音楽分野まで20世紀新音楽像まで自身の音楽美学を展開したフェルッチョ・ブゾーニ(Ferruccio Busoni/1866-1924、写真1)のピアノ協奏曲 作品39(1904)は5楽 […]
ニルス=エリク・スパルフのブラームス”ヴァイオリン協奏曲”
今回は最近入手したCDからブラームス「ヴァイオリン協奏曲」の力演を紹介したい。 この演奏は現在ソロ活動も盛んに行っている「ニルス=エリク・スパルフ(Nils=Erik Sparf)」(写真1 CDブックレット掲載写真) […]
クレンペラー、”ラスト・コンサート” ライブ盤
今回紹介するオットー・クレンペラーの「ラスト・コンサート」ライヴ盤(2CD)が「英テスタメント(TESTAMENT)」よりリリースされたのは2008年のことである (写真1 クレンペラー「ザ・ラスト・コンサート」ジャケ […]
クレンペラー、マーラー交響曲第9番・第4番 ライブ盤
今回は巨匠オットー・クレンペラー(Otto Klemperer /1885~1973)が得意としたマーラーの交響曲ライブ盤を取り上げてみたい。 写真1は1968年エディンバラ国際音楽祭においてアッシャー・ホール(Ushe […]
ミシェル・プラッソンのマニャール「交響曲全集」
フランスの印象派で知られるドビュッシー(Debussy)とほぼ同時代に活躍したアルベリク・マニャール(Albéric Magnard /1865~1914、写真1 CD解説ブックレット掲載写真)の日本での知名度はいまい […]
スヴェトラーノフのカリンニコフ「交響曲第1番」
〜 Gramzapis盤 〜 1980年代、エフゲニー・スヴェトラーノフの「ソヴィエト国立交響楽団」によるカリンニコフの交響曲、「メロディア盤」を探し求めたものだがなかなか巡り合うことがなかった。 そして1990年代に入 […]
M.ギーレンのスクリャービン「交響曲第3番」
ミヒャエル・ギーレン(Michael Gielen /1927~2019)はブルックナー、マーラーなど後期ロマン派音楽はもとより現代音楽まで得意とする懐の深い指揮者だった。 今回紹介するCD、神秘主義的作品を展開したスク […]
アントニ―・ヴィットのR. シュトラウス ”アルプス交響曲”
ポーランドの名匠、今年75歳を迎える「アントニー・ヴィット(Antoni Wit)」はシマノフスキやルトスワフスキなどの現代音楽を大変得意とする一方リヒャルト・シュトラウスなど後期ロマン派音楽にも定評がある。 とりわけ「 […]