超個性的な演奏を集めて(3、完)
〜グレン・グールド、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番<皇帝>〜 「グレン・グールド(Glenn Gould /1932~1982)」もまさに超個性的ピアニストだった。 1982年10月、彼の突然の訃報を耳にした時の衝撃 […]
超個性的な演奏を集めて(2)
~ ウィレム・メンゲルベルクのベ―ト―ヴェン「第9」~ 初代ウィレム・ケスに続き弱冠24歳の若さで「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」の第二代目首席指揮者に就任した「ウィレム・メンゲルベルク (Wilem Men […]
超個性的な演奏を集めて (1)
〜シルヴェストリのチャイコフスキー「交響曲第4番」〜 私のLPレコード・コレクションから強烈なインパクトを受けた超個性的な演奏を3回に渡り紹介したい。 先ずその1枚がルーマニア出身(後にイギリスに帰化)の個性的指揮者と云 […]
ディトーリッヒ・フィッシャー=ディスカウ「R. シュトラウス歌曲集」、1981・1983
今回は20世紀、ドイツを代表する名バリトン歌手「ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ(Dietrich Fischer-Dieskau /1925~2012)」が1980年代初頭にデジタル録音で入れ直した「リヒャルト […]
1966年ベルリン・ドイツ・オペラ来日公演
1966年(昭和41年)を前後して日本のクラシック音楽分野も海外からの一流オーケストラをはじめとする外来演奏家による公演が目立つようになった。 この1966年は春に「カラヤン&ベルリン・フィル」が1957年に次ぎ2度目の […]
珍しい「オットー・ニコライ作品集」
今回は珍しい1枚、「オットー・ニコライ」の作品を集めたアルバムを紹介したい。 オットー・ニコライ(Otto Nicolai /1810~1849)と云えば「ウィーン・フィル」の前身「フルハーモニー・アカデミー」を立ち上げ […]
ルース・ラレードのスクリャービン「ピアノ・ソナタ全集」
「米国ピアノ界のファースト・レディ」と称賛された「ルース・ラレード(Ruth Laredo /1937~2005)はスクリャービンやラフマニノフの演奏に定評があった。 今回は彼女が1970年ニューヨーク、コロンビア大学「 […]
プッチ―ニ、三大オペラの管弦楽バージョン
南イタリア、ターラント(Taranto)出身の作曲家・指揮者「ドメニコ・サヴィーノ」(Domenico Savino/1882~1973)は後にアメリカに移住し活躍した人である。 彼が作曲・編曲した作品は2500曲余りに […]
アンドレ・クリュイタンス・イン・モスクワ 、1959
〜露メロディア・2LP〜 今回はベルギーのアントウェルペン(アントワープ)出身の名匠「アンドレ・クリュイタンス(André Cluytens /1905~1967)」が1959年5月、「フランス国立放送局管弦楽団」を率い […]
“PACHELBEL’S Greatest Hit”
今回はこれまたユニークな「パッヘルベル・グレーテスト・ヒット」と銘打った1991年に「米RCAビクター」からリリースされたCDを取り上げてみたい(写真1 CDジャケット、米RCA60712-2-RG)。 ヨハン・パッヘ […]