フランス語で語るカラヤン、ドキュメンタリーCD
今回は「フランス国立放送局」制作のラジオ番組からカラヤンが流暢なフランス語で語る2つの番組を収めた貴重なドキュメンタリーCDを取り上げてみたい。 これはカラヤン生誕100年にあたる2008年、「フランス国立視聴覚研究所( […]
カール・シューリヒト最後の録音
カール・シューリヒト(Carl Schuricht /1880-1967)はウィーン・フィルとも関係が深く彼のシャープでテンポを速めにとりそのスタイリッシュな演奏に定評があった。 レコーディングも「EMI」「デッカ」を […]
ジョージ・セルとザルツブルク音楽祭
戦後1946年、「クリーヴランド管弦楽団」の音楽監督に就任24年の長きにわたり務めあげたジョージ・セルはヨーロッパの「ザルツブルク音楽祭」とは深い繋がりをもっていた。 彼は1949年の音楽祭初出演でR.シュトラウスの楽劇 […]
英国の逸材若手女流ヴァイオリニスト ”クロエ・ハンスリップ“ (2、完)
前回の続編である。 今回も英国の若手女流ヴァイオリニスト「クロエ・ハンスリップ」の名盤からイェーネ・フバイ(Jenő Hubay/1858-1937)の「ヴァイオリン協奏曲第1番・第2番」を紹介したい。 フバイはハンガリ […]
英国の逸材若手女流ヴァイオリニスト “クロエ・ハンスリップ” (1)
英国の逸材若手女流ヴァイオリニスト「クロエ・ハンスリップ」のCDを取り上げてみたい。 彼女はなんと13歳の時にデビュー・アルバム「クロエ」をリリース、難曲パガニーニの「ラ・カンパネッラ」やワックスマンの「カルメン・ファン […]
シューマン劇付随音楽「マンフレッド」全曲盤
ロベルト.・シューマンの劇付随音楽「マンフレッド」の全曲をコンサートで聴く機会はほとんどないと思うが筆者は何年か前に確か「新日本フィル」の定期公演で聴いた記憶がかすかに残っている。 今回紹介するCDは1980年10月1日 […]
カナダの俊英 “ジャン=フィリップ・トランブレ” の「幻想交響曲」
今回はカナダの俊英指揮者「ジャン=フィリップ・トランブレ(Jean-Philippe Tremblay)」のベルリオーズ「幻想交響曲」を紹介したい。 このCDは2012年にカナダ、モントリオールの「ANALEKTA(アナ […]
旧EMIアナログ優秀録音の名盤から
今回は旧EMIアナログ優秀録音の名盤から筆者愛聴LP2枚を紹介したいと思う。 いずれも管弦楽は「ロンドン交響楽団」、ヴァイオリン・ソロは1965年よりこの楽団のコンサート・マスターを務めたジョン・ジョージアディス(Joh […]
ベーム、バイロイト音楽祭1963 /ベートーヴン第9ライヴ盤
「バイロイト祝祭劇場」の「杮落とし」ではワーグナー自身がベートーヴェン「第9」を振って以来この作品だけは特別なものがあるようだ。 この祝祭劇場で毎年夏開催される「バイロイト音楽祭」は戦時中の中断をはさみ戦後は1951年に […]
ライヴ音源マニアを唸らせた ”ANDANTE” レーベル
2000年代初頭、クラシック・ライヴ音源マニアを唸らせた「ANDANTE(アンダンテ)」というCDレーベルがあった。 元来、米国のクラシック・インターネット販売のレーベルだったそうだが当時大型CDショップでも簡単に入手で […]