ヴィルトゥオジティー・ピアニスト“セシル・ウーセ” の魅力
フランスの名女流ピアニスト「セシル・ウーセ(Cécile Ousset)」の魅力は彼女の「ヴィルトゥオジティー」、つまり洗練された技巧とその明晰な演奏にあると思う。 その典型的な録音が「仏ディスク大賞」も受賞したクルト・ […]
「私の昭和歌謡レコード史」(15、完)
今年2019年はくしくも「歌謡界の女王」-「美空ひばり」没後30年の年にあたる。 同じくして彼女の生涯最後のシングル盤となった名曲「川の流れのように」(秋元 康 作詞・見岳章 作曲)はリリース30周年を迎えた。 これまで […]
「私の昭和歌謡レコード史」(14)
今回は異彩なシングル盤を2枚取り上げてみたい。 そのひとつが当時「あごヒゲ」と「アフロヘアー」で「わかるかな、わかんねェだろうナ」のフレーズで爆発的人気を得た漫談家「松鶴家 千とせ」が歌う童謡「夕やけこやけ」を元歌にアレ […]
「私の昭和歌謡レコード史」(13)
1970年代半ばに入るとシンガー・ソングライターによるニュー・ミュージック系の曲も目立ちはじめる。 とりわけ1975年にリリースされた「荒井由実(現、松任谷由美)」の「あの日にかえりたい」はまさににこのジャンルの代表的な […]
「私の昭和歌謡レコード史」(12)
今回は1960年代末から1970年代前半のヒット曲からセレクトしてみたい。 先ずまさに「由紀さおり」の代表曲となった1969年にリリースされた「夜明けのスキャット」(山上路夫 作詞・いずみ たく 作曲)からスタートしたい […]
「私の昭和歌謡レコード史」(11)
今回は昭和43年(1968年)前後にヒットした印象に残るシングル盤をピック・アップしてみた。 グループ・サウンズ全盛期のこの時代、ひときわ注目を浴びたスタイリッシュな女性シンガー「中村晃子」の1967年リリース「虹色の湖 […]
「私の昭和歌謡レコード史」(10)
今回紹介する「夢は夜ひらく」は1966年(昭和41年)に「園 まり」の歌で聴いたのが最初だった(写真1 「夢は夜ひらく」園 まり 初出盤シングル・ジャケット、ポリドールSDR-1210 /写真2 レーベル面) 。 こ […]
「私の昭和歌謡レコード史」(9)
今回は1965年(昭和40年)のミリオンセラー大ヒット曲、「日野てる子」の「夏の日の想い出」を紹介したい。 彼女は前年の1964年に「ハワイアン歌手」として「ポリドール・レコード」から「カイマナ・ヒラ」でデビューした。 […]
「私の昭和歌謡レコード史」(8)
今回は「ハスキー・ボイス」が魅力的な1960年代の歌姫「西田佐知子」の懐かしのシングル盤から取り上げてみたいと思う。 彼女は1950年代のSP盤時代から活躍していたが1960年(昭和35年)春に発売されたシングル「アカシ […]
「私の昭和歌謡レコード史」(7)
前回の続編である。 「橋 幸夫」1960年代印象に残るステレオ録音シングル盤からピック・アップしてみたい。 先ずは「青春歌謡」からいわゆる「リズム歌謡」に転身した1964年リリース「恋をするなら」から始めたい(写真1 […]