「35mm磁気フィルム録音」から

ステレオ録音が軌道に乗り始めた1960年代前後を境にオーディオ・マニアも視野に入れた驚異的なステレオ再生レコードが市場を賑わすようになった。 そのひとつにアメリカの「エヴェレスト(EVEREST)」レーベルがあった。 登 […]

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RCA高音質LP、「リマスター・ポイント5シリーズ」から、1983年

今回は前回の「ステレオ・ラボラトリー・シリーズ」に続いて1983年末に限定盤でリリースされた高音質LP「RCA高音質LP、「リマスターポイント5(ファイブ)シリーズ」を取り上げてみたい。 1982年秋、話題の「CD」が商 […]

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「英デッカ」の「ロンドン・ステレオ・ラボラトリー・シリーズ」から

今回は「超長時間収録盤」とは対照的にさらにハイ・クオリティな音質を目指したレコード「ロンドン・ステレオ・ラボラトリー・シリーズ」にスポットを当ててみたい。 このシリーズは「英デッカ」の選りすぐりの音源をマスター・テープか […]

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長時間収録LPレコードについて(3 、完)

~「トリミクロン・ディスク」(フランス)の世界 ~ このテーマの締めくくりはフランスで開発された「トリミクロン・ディスク(Trimicron Disque)」を取り上げてみたいと思う。 このまさに超長時間収録を可能にした […]

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長時間収録クラシックLPレコードについて(2)

その昔、ベートーヴェン「第9」の1枚ものレコードで気になっていたことは「第3楽章」が裏面にまたがることだった。 当時基本的にLPレコード一面の収録時間は長くておよそ30分前後が一般的だったのでこの問題は致し方ないと思って […]

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長時間収録クラシックLPレコードについて(1)

筆者がまだ小学生だった1950年代に17cm 16回転盤というLPレコードが存在した。 このLPは自家用車でレコード音楽を楽しむためアメリカで制作された超長時間収録盤(片面約45分収録可能)であったがその後間もなくして様 […]

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米EMI-Capitol、FDS録音シリーズから

今回は「漫遊記305 –戦後、日本唯一のLPレコード専門誌 ”プレイ・バック”」で紹介した「バイノーラル(Binaural)録音」音源からCD化された「FULL DIMENSIONAL SOUND(FDS米EMI Cla […]

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記念切手に見るクラシック音楽の世界

今回は「記念切手に見るクラシック音楽の世界」と題してこれまでに筆者が収集したクラシック音楽関係の記念切手から何点か取り上げてみたいと思う。 写真1は往年の巨匠たちを集めた7点である。 写真上段の左から順に発行年が不明だが […]

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私の”SLドキュメンタリーLP”コレクションから

1960年代LPレコードがステレオ録音に移り録音の対象も「ドキュメンタリー」にまで広がりを見せ特に蒸気機関車(SL)を録音したレコードが多数発売された。 鉄道ファンの筆者もこの当時かなりのSL録音のLPを収集したものだっ […]

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写真集「ショスタコーヴィチ&ムラヴィンスキー」、1992年出版

〜 時間(とき)の終わりに 〜 今回は1992年に発行されたショスタコーヴィチとムラヴィンスキーの貴重な写真集を取り上げてみたい(写真1  写真集表紙)。 撮影者はロシア、ヤロスラヴリ出身の写真家ウラジミール=セミョーノ […]

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