ステレオ最初期録音/ショルティ&パリ音楽院管のチャイコフスキー「交響曲第5番」
今日は久しぶりに若きショルティのステレオ最初期1956年録音「パリ音楽院管弦楽団」とのチャイコフスキー「交響曲第5番」に針をおろした。 当時ショルティは「フランクフルト歌劇場」音楽監督を務めていた時代である。 このセッシ […]
英「ハイペリオン」レーベルの魅力
英ハイペリオン(Hyperion)レーベルは前後して設立されたシャンドス(Chandos)レーベルと共にLP・CDコレクターにとって興味をそそった。 このレーベルに登場するまた一味違った個性的アーティストたちによる演奏と […]
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Liverpool Philharmonic Orchestra)はイギリス北西部の地方都市リヴァプールに本拠を置く古い歴史(創立1840年)を持つオーケスト […]
非フルトヴェングラー音源とされるLPから
1990年代初頭、第二次世界大戦中のフルトヴェングラー放送並びにライブ音源レコード(露メロディア盤)が一挙に直輸入された。 このシリーズの中に非フルトヴェングラー音源とされるハイドン「交響曲第104番”ロンドン”」とグリ […]
ケルン時代のギュンター・ヴァント
ブルックナーのスペシャリストとして知られるギュンター・ヴァント(Günter Wand、1912~2002)初来日はもう半世紀余り前に遡り1968年「読売日本交響楽団」への客演だった。 当時、日本ではまだ彼の名前はほとん […]
イェルク・デムスによるモーツァルト「ピアノ協奏曲第21番&第26番」
日本ではかつて「ウィーンの三羽烏」と呼ばれ人気が高かった名ピアニストのひとり、イェルク・デムス(Jörg Demus/1928~2019、写真1)の若き時代の名盤から取り上げてみたい。 紹介LPは1953年録音のウェスト […]
キルステン・フラグスタート&ラウリッツ・メルヒオール /デュオ・アルバム
今回は往年のワーグナー歌手デュオ・アルバムを紹介したい。 ノルウェーの名ソプラノ、キルステン・フラグスタート(Kirsten Flagstad/1895~1962)とデンマークの名テノール、ラウリッツ・メルヒオール(La […]
P.D.Q. バッハの冗談音楽
冗談音楽の世界と云えばまず1950年代イギリスの漫画家ジェラード・ホフナング(Gerard Hoffnung/1925~1959)によるホフナング音楽祭のライブ盤を思い起すが今回はペン・ネーム「P.D.Q. バッハ」で知 […]
モーツァルト「交響曲第37番ト長調K.444」
モーツァルトの交響曲第37番ト長調K.444は親交も深かったヨーゼフ・ハイドンの弟ミヒャエル・ハイドンの「交響曲ト長調P.16」の「第一楽章」冒頭に「アダージョ・マエストーソ」の序奏を書き加えた作品で通常 交響曲全集録音 […]
クラリネットの名手、ハンス・ルドルフ・シュタルダーの妙技
ハンス・ルドルフ・シュタルダー(Hans Rudolf Stalder/1930~2017)はスイス-チューリッヒ出身、クラリネットの名手である。 地元チューリッヒ・トンハーレ管弦楽団の首席クラリネット奏者を1950年代 […]