マルティノ・ティリモによるブラームス「ピアノ協奏曲第1番」

キプロス出身、ピアニスト・指揮者・音楽学者の顔を持つマルティノ・ティリモ(Martino Tirimo/1942~、写真1)は今年80歳を迎える巨匠である。 彼はまたシューベルトの権威としても知られている。 今回の紹介盤 […]

続きを読む
グァルネリ弦楽四重奏団によるベートーヴェン「ラズモフスキー四重奏曲」ほか、1966~1968 米RCA録音

1964年結成2009年の解散まで長期に渡り活動を続けたアメリカを代表する弦楽四重奏団の一つであるグァルネリ四重奏団(The Guarneri Quartet)は日本での知名度はいまいち地味だった。 しかし彼らのレパート […]

続きを読む
カラヤン&ベルリン・フィルによる「新ウィーン楽派管弦楽作品集」、1972年~1974年録音

今回の紹介盤、カラヤン&ベルリン・フィルによる「新ウィーン楽派管弦楽作品集」(写真1 CDジャケット、3CDセット)はまさにカラヤン美学、ロマンティシズムの真骨頂と云われた名盤である。 1972年から74年にかけて録音さ […]

続きを読む
ポール・デュカスの交響曲ハ長調

ポール・デュカス(デュカ)/(Paul Dukas/1865~1935)の作品ですぐ思い浮かぶのはコンサートでもよく演奏される交響詩「魔法使いの弟子」ではないかだろうか。 彼は完璧主義者だったらしく自身が気に入らない作品 […]

続きを読む
ショルティ&シカゴ響によるニュルンベルクのマイスタージンガー演奏会形式ライブ盤

ゲオルグ・ショルティ(Georg Solti/1912~1997)はこの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲録音を1975年にウィーン・フィルほかでセッション録音(英デッカ)していたが今回紹介する全曲盤はその20年 […]

続きを読む
ピエール・モントゥー 唯一のシベリウス録音

今回紹介するピエール・モントゥー(Pierre Monteux/1875~1964)&ロンドン交響楽団によるシベリウス「交響曲第2番」はモントゥーが残した唯一のシベリウスのレコード録音である。 ステレオ初期1950年代末 […]

続きを読む
ナージャ、 ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」ほか

「ナージャ」の愛称名で知られるローマ生まれアメリカを中心に活躍するヴァイオリニスト「ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(Nadia Salerno=Sonnenberg)」がエド・デ・ワールト(Edo De Waart)指 […]

続きを読む
タマーシュ・ヴァーシャリ(Pf)によるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番・第3番」

今回は(漫遊記1396)に続きもう1枚タマーシュ・ヴァーシャリ(Pf)の名盤を取り上げてみたい。 こちらは彼が得意とするラフマニノフのピアノ協奏曲である。 紹介CDは2003年に独グランフォン廉価盤、アントレ(entré […]

続きを読む
ヴァレリー・ポリャンスキーによるショスタコーヴィチ「交響曲第10番」

今回の紹介盤はロシアの鬼才ヴァレリー・ポリャンスキー(Valeri Polyansky/1949~  写真1)が振るショスタコーヴィチ「交響曲第10番ホ短調」である。 オーケストラは「ロシア国立シンフォニー・カペラ(Ru […]

続きを読む
若きタマーシュ・ヴァーシャリ(Pf)の名盤から

ハンガリー出身、後にスイス国籍を取得し西欧を中心に活躍する世界的ピアニスト、指揮者タマーシュ・ヴァーシャリ(Tamás Vásáry/1933~ 写真1)はショパンのスペシャリストとしても知られている。 彼は1960年前 […]

続きを読む