カール・リヒター&イギリス室内管弦楽団のヘンデル「王宮の花火の音楽」ほか
今回はカー・リーヒター(Karl Richter/1926~1981)&「イギリス室内管弦楽団」による異色盤から紹介したい。 1973年1月にロンドンのウェンブリー・ブレント・タウン・ホール(Wembley BrentT […]
カナロ・エン・ハポン(Canaro en Japón)
クラシック音楽の世界でタンゴ作品が話題になったアルバムはもう四半世紀前にリリースされた世界的チェリストのヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)による初の「ピアソラ・アルバム」だったと思う。 とりわけこのアルバムに収録された「リ […]
モーツァルトと同時代のフランスの作曲家たち
今回は普段あまり耳にすることがないモーツァルトとほぼ同時代に活躍したフランスの作曲家たちの作品を収めた興味深いレコードを紹介したい。 ジャン=フランソワ・パイヤール&パイヤール室内管弦楽団による1950年代録音のモノラル […]
チャイコフスキー交響曲第1番「冬の日の幻想」、レア盤から
今回はチャイコフスキー「交響曲第1番”冬の日の幻想”」のレア盤を紹介したい。 おそらく日本ではあまり知られていないスロヴァキアのビストリク・レジュハ(Bystrík Režucha/1935~2012、写真1)が指揮する […]
ハンス=ユルゲン・ワルターによるビゼー「アルルの女」&「カルメン」組曲
ハンス=ユルゲン・ワルター(Hans-Jürgen Walther/1919~2011、写真1)は筆者が学生時代からレコードで親しんだ指揮者である。 ドイツ北部のメクレンブルク(Mecklenburg)出身、ハンブルクを […]
若きグルダの「コンサート・ホール」録音から、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番”皇帝”」
フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda/1930~2000)は若き30代の頃、「コンサート・ホール」に録音した得意のモーツァルトやベートーヴェンの名盤を何枚か残している。 それらは近年CD化もされていると思 […]
アラン・ロンバール&ストラスブール・フィルによるベルリオーズ「幻想交響曲」
今回の紹介盤はフランスの名匠アラン・ロンバール(Alain Lombard(1940~ )がアルザス地方を代表するオーケストラ、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団(L’Orchestre Philharmoniqu […]
ジュリーニ&フルハーモニア管弦楽団によるシューマン「交響曲第3番”ライン”」
カルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini/1914~2005)のシューマン管弦楽曲作品のレコード録音は意外に少ない。 今回紹介する1958年録音のフィルハーモニア管弦楽団よる「交響曲第3番”ライ […]
カール・シューリヒト&シュトゥットガルト放送響による「ワーグナー管弦楽曲集」
今回はカール・シューリヒト(Carl Schuricht/1880~1967 、写真1)&シュトゥットガルト放送交響楽団との南西ドイツ放送局(Südwestrundfunk)放送音源(1950~1966)からワーグナー管 […]
アラベラ・シュタインバッハーによるプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲」
今回はロシア作品も得意とするアラベラ・(美歩)・シュタインバッハーのプロコフィエフ2曲の「ヴァイオリン協奏曲Op.19/Op.63」と「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115」が収録された名盤を紹介したい。このC […]