アンドレ・カンプラの「レクイエム」

アンドレ・カンプラ(André Campra/1660~1744)は南フランスの古都エクサン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)出身、フランス・バロック音楽、いわゆるヴェルサイユ楽派を代表するひとりである。 […]

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ローラン・ドゥアット指揮による「ドビュッシー&サティ」アルバム

前回に続きパルナス1000シリーズ(日本コロムビア廉価盤)から今回はステレオ録音を取り上げてみたい。 紹介盤はローラン・ドゥアット(Roland Douat/1921~1992)が指揮するスイス・イタリア語放送管弦楽団に […]

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メシアン / 世の終わりのための四重奏曲

フランスを代表する20世紀の現代音楽家オリヴィエ・メシアン(Olivier Messiaen/1908~1992)は神学者、鳥類学者として博学多才で知られた人だった。 今回紹介する「世の終わりのための四重奏曲(Quatu […]

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ウィリアム・スタインバーグ&ピッツバーグ響によるガーシュイン

今回はまたダイヤモンド1000シリーズ(日本コロムビア)から取り上げてみたい。 今も時々針をおろすウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバーグ交響楽団のガーシュインの名曲、「ラプソディー・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人 […]

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ニキタ・マガロフ(Pf)によるブラームス「ピアノ協奏曲第2番」

ニキタ・マガロフ(Nikita Magaloff/1912~1992-写真1)のブラームス「ピアノ協奏曲」録音はおそらくこのコンサート・ホール録音が正規盤として唯一のものではないかと思う。 オランダの名匠ウィレム・ヴァン […]

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マルティン・トゥルノフスキー&プラハ響によるハイドン交響曲

今回は昨年92歳で亡くなったチェコ(プラハ)出身、後にウィーンに移住し西側を中心に世界的に活躍した正統派指揮者マルティン・トゥルノフスキー(Martin Turnovsky/1928~2021、写真1)のプラハ交響楽団と […]

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海野義雄、DGGデビュー盤、チャイコフスキー&メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」

今回の紹介LPは1959年23歳の若さでNHK交響楽団のコンサート・マスターに抜擢された海野義雄の独グラモフォンへのデビュー盤となったチャコフスキー&メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲である。 バックはハンス・シュミッ […]

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ミンドル・カッツに(Pf)よるベートーヴェン「皇帝」

レコード棚を整理していたらまた懐かしい1枚が出てきたので取り上げてみたい。 それはルーマニアの首都ブカレスト出身(後にイスラエルに移住)、ヨーロッパを中心に活躍した20世紀の実力派ピニスト、ミンドル・カッツ(Mindru […]

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セルジュ・ボド&チェコ・フィルによるオネゲル・アルバム

フランスの最長老指揮者の一人セルジュ・ボド(Serge Baudo/1927~ )が若き30代の1960年代初頭にチェコ・フィルと録音したオネゲルの管弦楽作品アルバムを取り上げてみたい。 当時彼はオネゲルの交響曲全集録音 […]

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ルッジェーロ・リッチの歴史的名録音/パガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番・第2番」

イタリア系アメリカ出身の20世紀の名ヴァイオリニストのルッジェーロ・リッチ(Ruggiero Ricci/1918~2012)はパガニーニの名手でもあった。 初来日は確か1960年、当時山田夏精(後に一雄に改名)指揮東京 […]

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