ヤーノシュ・シュタルケル、最初のブラームス「チェロ・ソナタ録音」、1950年代

ハンガリー、ブダペスト出身の世界的名チェリストのヤーノシュ・シュタルケル(János Starker/1924~2013)はブラームスの2曲の「チェロ・ソナタ」を紹介盤1950年代モノラル録音のほかステレオで1959年と […]

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サー・トマス・ビーチャムによるベートーベン「田園」

20世紀イギリスの名匠サー・トマス・ビーチャム(Sir Thomas Beecham/1879~1961、写真1)はロンドン・フィル、ロイヤル・フィルを創設、ディーリアスのスペシャリストとしても知られた。 モノラル時代か […]

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トスカニーニが絶賛したグィード・カンテッリの指揮

巨匠トスカニーニに絶賛され将来は後継者として認められたグィード・カンテッリ(Guido Cantelli/1920~1956、写真1)は1956年11月24日ニューヨーク・フィルハーモニック客演のため搭乗した航空機事故で […]

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バレンボイム&ベルリン・フィルによるシューベルト「交響曲第2番&第7(8)番」

前回に続きダニエル・バレンボイム&ベルリン・フィルによる1980年代米CBS録音から今回はシューベルトの交響曲を取り上げてみたい。 こちらは彼が当時取り組んだシューベルト交響曲全集録音シリーズから「第2番変ロ長調D.12 […]

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バレンボイム&ベルリン・フィルによる「ベルリンの壁解放記念ライブ盤」

1989年11月9日「ベルリンの壁」が開放、ベルリン・フィルはその3日後に本拠地フィルハーモニーで当時の東独市民を招き無料コンサートを開催した。 会場は立ち見も埋まり超満員だったそうである。 指揮とピアノはダニエル・バレ […]

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アンドレ・プレヴィン&ロンドン響によるガーシュウイン「管弦楽曲アルバム」

アンドレ・プレヴィンはガーシュウィンも得意とし1970年代初頭すでに「ラプソディー・イン・ブルー」、「パリのアメリカ人」など主要作品を同コンビで録音しており紹介アルバムはその第2弾にあたる。 1980年7月ロンドンのアビ […]

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ヤッシャ・ハイフェッツによるベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

20世の偉大なヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツ(Jascha Heifetz/1901~1987、写真1)はSP時代からおよそ60年の長き渡り数々のレコード録音を行った。 また来日も戦前から最後の1954年来日ま […]

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サヴァリッシュの歴史的名盤/R. シュトラウス歌劇「カプリッチョ」

今日は永らくレコード棚に眠っていたウォルフガング・サヴァリッシュの歴史的名盤R. シュトラウス歌劇「カプリッチョ」全曲盤に針をおろした。 このレコードは当時まだ30代の若きサヴァリッシュがエリーザベト・シュヴァルツコップ […]

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ジャン=フランソワ・パイヤール室内管弦楽団によるヘンデル「水上の音楽」、1960年録音・国内初出盤

ジャン=フランソワ・パイヤール(Jean=François Paillard/1928~2013)は自ら1953年に創設したアンサンブルのジャン=マリー・ルクレール合奏団を後にこのジャン=フランソワ・パイヤール室内管弦楽 […]

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古きよき時代のロンドン

今日はエルガーの「ロンドンの下町(In London Town)」序曲のレコードを聴きながら古きよき時代のロンドンを思い浮かべた。 この作品はもう今から1世紀余りも前のロンドンの街を描写した音楽だが筆者が初めてロンドンの […]

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