ネーメ・ヤルヴィのアメリカ現代音楽

エストニアのタリン出身の巨匠ネーメ・ヤルヴィ(Neeme Järvi、写真1)も今年85歳を迎える。 今回は彼がアメリカのデトロイト交響楽団音楽監督時代(1990~2005)に英シャンドスに録音したアメリカ現代音楽作品か […]

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ヨゼフ・クリップス&ロンドン響によるシューマン「交響曲第1番、第4番」

ウィーン生まれの名匠ヨゼフ・クリップス(Josef Krips/1902~1974 写真1)のシューマン交響曲レコード録音は「第2番」並びに「第3番”ライン”」は残していない。 今回の紹介盤は英デッカ・ステレオ最初期録音 […]

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ペーター・シュヴァルツ&札幌交響楽団による「エロイカ」、1974年録音

ウィーン出身、バンベルク交響楽団首席チェロ奏者を長年に渡り務めたペーター・シュヴァルツ(Peter Schwartz/1925~1998、写真1)はこの楽団がヨゼフ・カイルベルトと共に1968年5月に初来日した際にも首席 […]

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若きティルソン・トーマス&イギリス室内管弦楽団によるベートーヴェン「田園」

今年78歳を迎えるマイケル・ティルソン・トーマス(MTT)も現在はサンフランシスコ交響楽団の桂冠音楽監督となり巨匠指揮者の風格を感じさせる。 今回の紹介盤は彼がニューヨーク州のバッファロー・フィル音楽監督時代の1978年 […]

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ジュリアス・カッチェン(Pf)によるベートーヴェン「皇帝」

アメリカ出身、超絶技巧ピアニストのジュリアス・カッチェン(Julius Katchen/1926~1969、写真1)は病魔に侵され42歳で亡くなったため日本では地味な存在だった。 しかし彼のレパートリーは古典から現代作品 […]

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バレンボイム&シカゴ響によるシューマン交響曲全集、1975-77録音

今回の紹介盤は若きダニエル・バレンボイム(写真1 1977年「ボン・ベートーヴェン音楽祭プログラム」掲載写真)がシカゴ交響楽団と取り組んだ最初の「シューマン交響曲全集」録音である。 当時のバレンボイムはショルティが音楽監 […]

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マリア・カラス唯一の録音「プッチーニ歌劇”蝶々夫人”」全曲盤

〜カラヤンとの共演1955年8月ミラノ・スカラ座セッション〜 カラヤンによるプッチーニ歌劇「蝶々夫人」全曲盤はすでに「漫遊記918」で1974年再録音となるミッレラ・フレーニ盤を取り上げているが今回はマリア・カラスを起用 […]

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ジャン=ピエール・ランパル(Fl)の名盤から

〜モーツァルトのフルート協奏曲第1番・第2番、グシュルバウアー指揮ウィーン交響楽団〜 フルートのヴィルトゥーゾ、ジャン=ピエール・ランパル(Jean-PierreRampal/1922~2000)は何度となく来日を重ね数 […]

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シャルル・ミュンシュによるロシア名曲アルバム

今回はシャルル・ミュンシュ(Charles Munch/1891~1968)、最晩年の「コンサート・ホール」録音から彼のレパートリーとしては大変珍しいロシア音楽の名曲を集めたアルバムを紹介したい。 アルバムにはリムスキー […]

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ルドルフ・ケンペによるチャイコフスキーの悲愴

ルドルフ・ケンペ(Rudolf Kempe/1910~1976)のチャイコフスキー「交響曲第6番”悲愴”」はこの英TESTAMENT盤が唯一の録音である。 オリジナル音源は英EMIの1957年5月ロンドンのウォルサムスト […]

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