アンドルー・リットン&ロイヤル・フィルによるラフマニノフ交響曲全集、1989
今年(2022年)63歳を迎えるニューヨーク出身、実力派指揮者アンドルー・リットン(Andrew Litton、写真1)によるラフマニノフ交響曲録音はすでに「漫遊記637」でベルゲン・フィル首席指揮者時代の名盤「第2番」 […]
アリシア・デ・ラローチャ(Pf)によるブラームス「ピアノ協奏曲第2番」、1981年ライブ盤
スペイン、バルセロナ出身の20世紀往年の名女流ピアニストであるアリシア・デ・ラローチャ(Alicia de Larrocha/1923~2009)のレパートリーとしてはちょっと珍しいブラームス「ピアノ協奏曲第2番」のライ […]
名匠パウル・クレツキによるチャイコフスキーの悲愴
名匠パウル・クレツキ(Paul Kletzki/1900~1973、写真1)の初来日は1963年の日本フィル客演だったと思う。 筆者が彼の指揮を初めて生で聴いたのはスイス・ロマンド管弦楽団初来日公演だった (1968年6 […]
アレクシス・ド・カスティヨン作曲のヴァイオリン・ソナタ、世界初録音盤
今年2022年、生誕200年を迎えたセザール・フランク(César Franck/1822~1890)に師事しフランクと共に「国民音楽協会」の設立に参画したフランスの作曲家アレクシス・ド・カスティヨン(Alexis de […]
ゲザ・アンダ(Pf)によるショパンのピアノ協奏曲第1番
「ピアノの吟遊詩人」とも呼ばれたハンガリー、ブダペスト出身(後にスイス国籍取得)20世紀往年ピアニストのゲザ・アンダ(Géza Anda/1921~1976)、写真1、ハンガリー式では日本同様に姓名表記でアンダ・ゲザ-A […]
ルートウィヒ・ヘルシャー(Vc)によるドヴォルザークのチェロ協奏曲
ルートウィヒ・ヘルシャー(Ludwig Hoelscher/1907~1996、写真1)は20世紀往年ドイツの名チェリストだが日本では忘れ去れたチェリストのひとりかも知れない。 1953年に初来日、その後1956年にも来 […]
ミシェル・オークレー(Vn)によるメンデルスゾーン&チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」
ジャック・ティボー(Jacques Thibaud/1880~1953)の愛弟子のひとりミシェル・オークレール(Michèle Aucair/1924~2005、写真1)のヴァイオリンは彼女が持つ繊細な感性と風情に自然と […]
往年の名女流ピアニスト、 モーラ・リンパニー&アニー・フィッシャーによるシューマン
今回は20世紀往年の名女流ピアニスト、イギリス出身のモーラ・リンパニー(Moura Lympany/1915~2005、写真1)とハンガリー出身のアニー・フィッシャー(Annie Fischer/1914~1995 写真 […]
ネッロ・サンティによるヴェルディ歌劇―序曲・合唱曲集」、コンサートホール 盤
今回はウィーン国立歌劇場をはじめヨーロッパ主要オペラハウスを中心に活躍し日本のファンも多いイタリアの名匠ネッロ・サンティ(Nello Santi/1931~2020、写真1)が指揮するヴェルディのオペラ序曲と合唱場面の名 […]
ヴィラヌフ弦楽四重奏団によるポーランドの現代弦楽四重奏曲作品集
今回は普段耳にする機会が少ないポーランドの現代弦楽四重奏曲を集めた2枚組LPを取り上げてみたい。 紹介盤は1976年、当時のポーランド国営レーベルであるムザ(Muza-Polskie Nagrania)」系のヴェリトン( […]