スメタナ四重奏団によるヤナーチェク「弦楽四重奏曲」、1979ライブ

チェコ、モラヴィアの国民主義音楽を代表する作曲家レオシュ・ヤナーチェク(Leoš Janáček/1854~1928) が日本のクラシック音楽ファンに広く知られるようになったのはそれほど昔のことではない。 古くから世界的 […]

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ベートーヴェン時代のピアノによる「ピアノ協奏曲第1番」ほか

今回紹介のLPはベートーヴェン時代のフォルテ・ピアノであるグラーフ製ハンマーフリューゲル(ベートーヴェン・ハウス、ボン所蔵)によるベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番」とピアノ曲「7つのバガテル」を収めた貴重録音である。  […]

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カール・リヒターによるモーツァルト「レクイエム」、1961

世界的バッハ音楽の権威として知られたカール・リヒター(Karl Richter/1926~1981、写真1)のモーツァルト作品の録音は意外に少なく「レクイエム」は今回の紹介盤が唯一のものである。 もちろん彼自身が創設した […]

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カラヤンによる「トリスタンとイゾルデ」全曲盤、1971年~72年録音

カラヤン&ベルリン・フィルほかによるワーグナー楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲盤(独EMIエレクトローラ録音)は大変好評だった前年(1970年)当時東独VEBドイチェ・シャルプラッテンとの共同企画録音、ドレスデン国立歌劇 […]

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フィッシャー・ディスカウによるシューベルト「冬の旅」、1965年録音

20世紀の偉大なる世界的名バリトン、指揮者としても活躍したディートリヒ・フィッシャー=ディスカウ(1925-2012、写真1)はシューベルト歌曲集「冬の旅」全曲をセッション録音だけでも7回行っておりどれもが絶賛され名盤に […]

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ケンペ&ベルリン・フィルによる「エロイカ」、1959年録音

東芝エンジェルのセラフィム名曲廉価盤シリーズもこれまでに何度となく取り上げてきたが今回のルドルフ・ケンペ指揮ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲第3番「エロイカ」も忘れることができない1枚である (写真1 LPジャケッ […]

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ピエール・デルヴォー&コンセール・コロンヌ管によるドヴォルザーク「新世界から」

今回の紹介盤、フランスの名匠ピエール・デルヴォーによるドヴォルザーク「新世界から」は彼が1958年から亡くなる1992年まで音楽監督を務めたコンセール・コロンヌ管弦楽団との今や幻の録音と言ってもいいだろう。 フランスの老 […]

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カラヤン&ベルリン・フィルによるモーツァルト「戴冠ミサ曲」&ブルックナー「テ・デウム」

カラヤンは定期公演等々の演奏と並行してレコード録音も実施することが多かった。 このレコーディングも記録によれば1975年9月のベルリン・フィル定期演奏会で同曲演奏に並行してベルリン・フィルハーモニーで行われている(テ・デ […]

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カルロス・クライバーによる喜歌劇「こうもり」全曲盤、1975年~1976年録音

ウィーンをはじめ特にドイツ語圏ヨーロッパのオペラ・ハウスの大晦日から新年にかけての出し物はヨハン・シュトラウス(II世)喜歌劇「こうもり」の上演を数多く見かける。 このシュトラウスの優雅で親しみやすいワルツやポルカの旋律 […]

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キリル・コンドラシン&フランス国立放送管によるショスタコーヴィチ「交響曲第8番」、1969

今回スポットをあてるCDはキリル・コンドラシンがフランス国立放送管弦楽団(現フランス国立管弦楽団)に初客演した際のショスタコーヴィチ「交響曲第8番」のライブ盤である。 フランス国立視聴覚研究所の音源より2014年にAlt […]

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