幻の女流ピアニスト、フェリシア・ブルメンタールによるチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」
ポーランド、ワルシャワ出身のフェリシア・ブルメンタール(Felicja Blumental/1908~1991、写真1)はメジャー・レーベルへの録音が数少ないため「幻の女流ピアニスト」のひとりと伝えられた。 紹介のLPレ […]
ジョージ・ハースト&デンマーク王立管弦楽団による「田園」
今回の紹介盤LP、デンマーク王立管弦楽団を振るイギリス出身のジョージ・ハースト(George Hurst/1926~2012、写真1)は日本ではあまり知られてないが本国のイギリスや北米大陸のカナダやアメリカで活躍した指揮 […]
マゼール&バイエルン放送響ライブ / ブルックナー交響曲全集CD BOX
今回取り上げるロリン・マゼール&バイエルン放送交響楽団による「ブルックナー交響曲全集」は1999年1月から3月にかけてミュンヘンのガスタイクにおけるブルックナー交響曲ツィクルス演奏会を収めたライブ録音である。 紹介盤は「 […]
オフチニコフ&モスクワ放送響によるチャイコフスキー幻想的序曲「ロメオとジュリエット」ほか
ロシアの作曲家、指揮者として活躍したヴィヤチェスラフ・オフチニコフ(Vyacheslav Ovchinnikov/1935~2019))は特に超大作「戦争と平和」などの映画音楽で知られた人だがクラシック音楽分野では地味な […]
ロストロポーヴィチ指揮ショスタコーヴィチ「交響曲第11番」
〜 ロンドン響自主制作盤(LSO Live)から〜 今回はロンドン交響楽団が2000年に立ち上げた自主制作盤「LSO Live」の初期盤からロストロポーヴィチ指揮による2002年3月バービカン・センターにおけるライブ録音 […]
トランペットによるオペラ名アリア集
今回の紹介盤はフィンランドのトランペット名手ヨウコ・ハルヤンネ(Jouko Harjanne 写真1)によるなかなか粋なオペラ名アリア集である。 指揮はかつてヘルシンキ・フィル第2ヴァイオリン首席を務め楽団初来日公演(1 […]
カラヤン、ヴェルディ歌劇「オテロ」全曲盤、1961年英デッカ録音
ヴェルディのオペラはカラヤンが好んでザルツブルク音楽祭をはじめよくプログラムに取り上げた。 今回の紹介盤1961年(旧録)のウィーン・フィルとの英デッカ録音「オテロ」は古今東西のオテロ歌い名テノールのマリオ・デル・モナコ […]
シノーポリ&フィルハーモニア管弦楽団によるエルガー
今回の紹介盤はジュゼッペ・シノーポリ(Giuseppe Sinopoli/1946~2001)がフィルハーモニア管弦楽団音楽監督時代に取り組んだエルガー二つの交響曲のほか管弦楽曲作品を収めた2枚組アルバムである。 彼はこ […]
ミトロプーロス最晩年のライブ盤
〜二つのメンデルスゾーン「スコットランド」〜 ディミトリ・ミトロプーロス(Dimitri Mitropoulos/1896~1960)によるメンデルゾーンには定評があり今回紹介する二つの最晩年のライブ盤は特に凄みを感じる […]
パガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第6番(遺作)」世界初録音盤、1974
〜サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、シャルル・デュトワ&ロンドン・フィル〜 パガニーニのスペシャリスト、サルヴァトーレ・アッカルドも今年(2021年)80歳を迎えた。 今回紹介する「ヴァイオリン協奏曲第6番ホ短調」が作 […]