日本コロムビアのヨーロッパPCM録音シリーズ盤からスメタナ四重奏団によるスメタナ「弦楽四重奏曲第1番・第2番」

日本コロムビア(デンオン・レーベル)がPCMデジタルでヨーロッパ録音を開始したのは1970年代中ごろだったと思うが今回はそのシリーズからスメタナ四重奏団のスメタナ「弦楽四重奏曲第1番ホ短調 ”わが生涯より”・第2番ニ短調 […]

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ネヴィル・マリナー&アカデミー室内管弦楽団によるディーリアスの魅力、スーパー・アナログ・ディスク

ドイツ系の両親を持つイギリス出身の作曲家フレデリック・ディーリアス(Frederick Delius/1862~1934)の日本での人気は地味だが聴きこんでいくと味わい深いものを感じる。 今回の紹介盤は彼の管弦楽曲から魅 […]

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オイゲン・ヨッフム/アムステルダムでのラスト・コンサート ライブ盤、1986

今回はブルックナーのスペシャリスト巨匠オイゲン・ヨッフム(Eugen Jochum/1902~1987)のアムステルダムにおけるラスト・コンサートの模様を収めたライブ盤にスポットをあててみたい。 1986年12月04日に […]

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小川  未明  原作・高橋 鐵雄 作詞・作曲・指揮、歌劇「赤いろうそくと人魚」

今回の紹介盤は骨董市で偶然見つけた珍盤である。 筆者の推測だがジャケットの装丁等からおそらく自主制作盤ではないかと思われる。 日本児童文学作家の第一人者「小川未明」原作「赤いろうそくと人魚」をオペラ化したものである。 台 […]

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ヨーゼフ・クリップス&チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキー交響曲第6番”悲愴”、1960

ウィーン出身の名匠ヨーゼフ・クリップス(1902~1974)のチャイコフスキー交響曲録音は1958年録音のウィーン・フィル盤(英デッカ)の「第5番」と今回の紹介盤である1960年録音のチューリッヒ・トーンハーレ管弦楽団( […]

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岩城宏之&NHK交響楽団による「現代日本の音楽」、1961年録音

今回の紹介盤もまた懐かしいアルバムである。 1960年秋にNHK交響楽団の世界一周海外公演が成功裏に終了した翌1961年、文京公会堂(東京)での岩城宏之指揮NHK交響楽団のセッション盤である。 収録作品は今年(2021年 […]

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バーンスタイン&ニューヨーク・フィルハーモニックによるチャイコフスキー「悲愴」、1986年デジタル録音盤

20世紀を代表する大指揮者、作曲家レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein /1918~1990)は情熱的で激しく感情を込めて指揮する演奏は会場に足を運んだ聴衆を興奮させた。 今回の紹介盤、ニューヨー […]

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ウィリアム・スタインバーグ&ピッツバーグ響によるべートーヴェン交響曲第4番

〜 1962年35mm マグネチック・フィルム録音 〜 「35mm3トラック・マグネチック・フルム」録音についてはすでに「漫遊記315」ほかで何回か取り上げ済みだが今回はもう1枚忘れ得ぬレコードを紹介したいと思う。 当時 […]

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グリーグ「ピアノ協奏曲イ短調」初稿版世界初録音盤

グリーグの名曲「ピアノ協奏曲イ短調」は改訂版による演奏・録音が一般的だが今回は1868/1872年初稿版による世界初録音盤を取り上げてみたい。 1993年に録音されたスウェーデンBIS盤である。 スウェーデンのピアニスト […]

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若きハイティンク&コンセルトヘボウ管のブルックナー「交響曲第3番」、1963

今回は一昨年(2019年)のルツェルン音楽祭でのウィーン・フィルとの共演をもって現役を引退したオランダの巨匠ベルナルト・ハイティンクの若き時代のレコードからブルックナー「交響曲第3番ニ短調」を取り上げてみたい。 彼が19 […]

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