ホルスト・シュタインのブルックナー

今日は久しぶりにホルスト・シュタインが指揮するウィーン・フィルとの録音、ブルックナー「交響曲第2番」のLPに針をおろした。 1973年12月、ウィーンのソフィエンザールにおけるセッションである。 ちなみに彼のブルックナー […]

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フルトヴェングラー&ウィーン・フィル 「ベートーヴェン交響曲第6番”田園”」、1943

〜 米Turnabout LP初出盤、1943〜 ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはSP時代の1943年にウィーン・フィルと独エレクトローラにセッション録音を行っていたが戦時中の折もあってかSP未発売のままお蔵入りになっ […]

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ムラヴィンスキー・イン・プラハ

今から20年余り昔、PRAGA(プラガ)というレーベルから「エフゲニー・ムラヴィンスキー・イン・プラハ」という4枚組CD BOX がリリースされた。 筆者も当時興味津々で求めてみた。 内容はタイトルの通り巨匠ムラヴィンス […]

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サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場管弦楽団「マドンナの宝石」、45回転LP

〜 第一家電DAM-45回転2LP BOX 〜 かつての大型家電量販店「第一家庭電器」は「第一家電オーディオ・メンバーズ・クラブ」の頭文字をとって「DAM」を発足、オーディオ・チェック・レコードをレコード会社と提携し会員 […]

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マルティン・トゥルノフスキーを偲んで

新聞の訃報記事でチェコの名匠マルティン・トゥルノフスキー(Martin Turnovský、写真1)が先日92歳でウィーンで亡くなったことを知った(2021年5月19日没)。 彼は1958年のブザンソン国際指揮者コンクー […]

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ショルティ の 「ワーグナー:楽劇”ニーベルングの指輪”」全曲盤

ゲオルグ・ショルティのワーグナー楽劇「ニーベルングの指輪」全曲録音はレコード史上初の全曲盤でもあり彼の偉業であったことはことさら云うまでもないことだろう。 この録音制作は1958年から足掛け7年の歳月を経て英デッカの名プ […]

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パウル・クレツキ&フィルハーモニア管による交響組曲”シェエラザード”

最近はまたよくパウル・クレツキ(Paul Lletzki/1900~1973、写真1)のLPによく針をおろしている。 筆者が初めて彼が振る生演奏に足を運んだのは1968年6月、スイス・ロマンド管弦楽団の東京文化会館初日の […]

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ピエール・モントゥー&ロンドン響による「ラヴェル管弦楽曲集」、1964

今回の紹介盤はおそらくピエール・モントゥー(Pierre Monteux/1875~1964)生涯最後のセッションと思われるロンドン交響楽団との「ラヴェル管弦楽曲集」を取り上げてみたい。 モントゥーは1961年から亡くな […]

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エミール・ギレリスのシューベルト「ピアノ五重奏曲”ます”」

シューベルト唯一のピアノ五重奏曲作品「ます」の名盤は数々あるがエミール・ギレリスがアマデウス弦楽四重奏団と独グラモフォンに録音した演奏も忘れることができない1枚である。 一般的なピアノ五重奏曲の編成は「ピアノ+弦楽四重奏 […]

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ヴァーツラフ・ノイマン&チェコ・フィルのヤナーチェク管弦楽曲作品

日本ではチェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェク(Leoš Janáček/1854~1928)の作品を実演で聴く機会はそうそうないが管弦楽曲作品など彼独特の作風に興味を誘われる。 今回の紹介盤、ヴァーツラフ・ノイマン(Vá […]

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