ボリス・ハイキン&モスクワ放送響によるグラズノフ舞踊音楽「四季」
旧ソヴィエト連邦現在のベラルーシ共和国の首都ミンスク出身の名指揮者ボリス・ハイキン(Boris Khaikin/1904~1978、写真1)の日本での知名度は今ひとつだが戦時中から戦後にかけてレニングラード(現:サンクト […]
ホルライザー/ルモーテルによるロシア管弦楽名曲選
1970年代にはバイロイト音楽祭の指揮台にも立ったドイツの名オペラ指揮者ハインリヒ・ホルライザー(Heinrich Hollreiser/1913~2006、写真1)とベルギーの名匠エドヴァルト・ヴァン・ルモーテル(Ed […]
回想、ストコフスキー:2/2
レオポルド・ストコフスキーのシベリウスとの縁は意外にも深い (写真1 LPジャケット掲載写真)。 彼はシベリウス存命中の1953年のシベリウス音楽祭に招聘され当時ヘルシンキ市交響楽団を振った「第1番・第7番」ほかの歴史的 […]
回想、ストコフスキー :1/2
「音の魔術師」とも呼ばれたレオポルド・ストコフスキー(Leopold Stokowski /1882~1977)が初来日し日本フィルと読売日響の指揮台に立ったのは筆者がまだ高校時代の1965年(昭和40年)7月のことだっ […]
若きダニエル・バレンボイムのエルガー
古典から現代音楽までレパトリーの幅が広い指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイム、昨年は「ベートーヴェン生誕250周年」にはなんと通算5度目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音をリリースするなど活動も精力的だ。 今 […]
カール・ベーム、「ザクセン国立歌劇場」時代の歴史的録音から
今回は巨匠カール・ベーム(Karl Böhm/1894~1981)のザクセン(ドレスデン)国立歌劇場音楽監督時代(1934~1943)の初期SP録音から筆者が好きな1枚を紹介したい。 紹介盤は1970年代に東芝EMIから […]
エディ・メール&シャンゼリゼ・オーケストラによる “Paris danse”
今回の紹介盤はクラシック専門のコンサート・ホール盤としては珍しくシャンソンの数々の名曲をムード音楽風にアレンジしたアルバムである。 演奏はベルリン出身の作曲家、ピアニスト、指揮者としてクラシックからジャズ、ポピュラー音楽 […]
アンドルー・リットン&ベルゲン・フィルによるプロコフィエフ交響曲第6番
今回の紹介盤はアンドルー・リットン&ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団によるプロコフィエフ交響曲全集録音から戦後のいわゆる「ジダーノフ批判」も浴びた大作「交響曲第6番」である。 ニューヨーク出身、指揮者アンドルー・リット […]
スザンネ・ラウテンバッハ(Vn)のベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」
ドイツ、アウグスブルグ(Augsburg)出身の名女流ヴァイオリニスト:スザンネ・ラウテンバッハー(Susanne Lautenbacher、写真1)は今年89歳を迎える。 彼女は古典から現代作品までレパトリーも広く数多 […]
小山清茂 管弦楽作品集
小山清茂の音楽を聴くと郷愁にかられる。 彼の作品題材とする民謡や祭囃子のリズムは懐旧の情を呼ぶ。 今回の紹介LPは芥川也寸志&新交響楽団のコンビでかつて10年に渡り開催された「日本の交響作品展」コンサートから1985年4 […]