ラファエル・クベーリックのベートーヴェン交響曲全集
ラファエル・クーベリックのベートーヴェン交響曲全集(独グラモフォン-1971~75録音)は全9曲が個々別々に9つの名門オーケストラによる演奏でユニークな全集盤として話題を呼んだ。 ちなみに9つのオーケストラはロンドン響( […]
若きロストロポーヴィチのドヴォルザーク「チェロ協奏曲」
前回に続きコロムビア・ヒストリカル録音シリーズからもう1枚若きムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(写真1)のドヴォルザーク「チェロ協奏曲」を取り上げてみたい。 この録音もチェコ・スプラフォン音源、ロストロポーヴィチがまだ […]
ウラディミール・ルジーハ&スメタナ弦楽四重奏団の歴史的録音
1970年代初頭にかけて日本コロムビアからヒストリカル・レコーディング1000シリーズでリリースされていた歴史的名盤である。 以前にも同シリーズのレジナルド・ケルのモーツァルト「クラリネット五重奏曲」(ブラームス「クラリ […]
モーツァルト「クラリネット協奏曲&バスーン協奏曲」、コロムビア・ダイヤモンド・シリーズ廉価
今回の紹介盤もこれまでに何度となく取り上げてきたコロムビア・ダイヤモンド・シリーズ廉価盤からの1枚である。 モーツァルトの名曲「クラリネット協奏曲K.622」と「バスーン協奏曲」がカップリングされた1枚だが演奏者これまた […]
レナート・ファザーノ&ローマ合奏団による「 ヴィヴァルディ作品集」
レナート・ファザーノ(Renato Fasano /1902~1979)はサンタ・チェチリーア音楽院(ローマ)の院長も務めイタリア・バロック音楽の研究家でありコレギウム・ムジクム・イタリクム(Collegium Musi […]
グリュミオーのチャイコフスキー&メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」
ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団(1960年録音)のチャイコフスキー&メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の名盤は数あれど今年生誕100年を迎えるこのグリュミオー盤も外すわけにはいかないだろう。 録音当時グリュミ […]
リチャード・ボニングのチャイコフスキー舞踊音楽「眠りの森の美女」完全全曲盤
今年(2021年)91歳を迎えるオーストラリア出身の名匠リチャード・ボニング(Richard Bonynge、写真1)はオペラとバレエ音楽のスペシャリストである。 今回の紹介盤ボニングのチャイコフスキーの「眠りの森の美女 […]
アンタル・ドラティ&ロンドン響「新ウィーン楽派作品集」
アンタル・ドラティ(Antal Doráti /1906~1988、写真1)も数多くのレコード録音を残した名匠だが今回の紹介盤「新ウィーン楽派作品集」はドラティ唯一の録音だったと思う。 LPでは1960年代に国内盤でもリ […]
リヒテル・イン・パリ、1961
西側諸国ではまだ「幻のピアニスト」と云われたスヴィヤトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Richter/1915~1997)は1961年秋パリ・デビューを果たした。 今回紹介のLPはそのシャイヨー宮(Le Pala […]
ヴィトルド・ロヴィツキの渋い名盤
ポーランド出身の名匠ヴィトルド・ロヴィツキ(Witold Rowicki /1914~1989、写真1)」はフィリップスやグラモフォン等々西側のレーベルにも数多くの録音を残し1970年代には読売日響の指揮台にも立ち日本の […]