ナタン・ミルシティンのモーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ集」
20世紀の世界的ヴァイオリニストのひとりナタン・ミルシティン(Nathan Milstein/1904~1992、写真1)はその優美で気品ある演奏スタイルから「ヴァイオリンの貴公子」と称された。 今回の紹介盤は彼が195 […]
シュトラウスIIのオペレッタ「ヴェネツィアの一夜」貴重な全曲盤
J.シュトラウスIIが1883年にヴェネツィア(写真1 筆者撮影)を舞台に書きあげたオペレッタ「ヴェネツィアの一夜」は諸事情もありウィーンではなくベルリンで初演された。 しかしこのベルリン初演の批評はあまり良くなかったた […]
ハチャトゥリアン&オイストラッフによるハチャトゥリアン「ヴァイオリン協奏曲」
ハチャトゥリアンの「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」は1940年のソヴィエト音楽祭においてソヴィエト指揮者界の大御所アレクサンドル・ガウクの指揮、献呈されたダビッド・オイストラッフのヴァイオリンで初演され大好評を得た。 今回の […]
ユーリ・バシュメットのブラームス交響曲第3番/チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」
ユーリ・バシュメット(Yuri Bashmet)はロシアの名ヴィオラ奏者で自ら弦楽アンサンブル:モスクワ・ソロイスツ(Moscow Soloists)を結成し2002年より1990年設立した国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団 […]
ストラヴィンスキー「春の祭典」ピアノ版
ストラヴィンスキーの舞踊音楽「春の祭典」は管弦楽版出版の前に作曲者自身による四手ピアノ版が出版されているが今回紹介するCDはフランスのピアニスト:ジョルジュ・プルーデルマシェ(Georges Pludermacher)自 […]
ベームのモーツァルト歌劇「後宮からの誘拐」全曲盤
カール・ベーム(Karl Böhm/1894~1981)は1970年代、当時東独ドイッチェ・シャルプラッテン(Deutsche Schallplatten)とドイッチェ・グラモフォン(DGG)との共同制作によるモーツァル […]
ギドン・クレーメルのシュニトケ
ラトヴィア出身、世界的ヴァイオリニスト、指揮者として活躍するギドン・クレーメル(Gidon Kremer、写真1)のレパートリーは幅広い。 20世紀の前衛的作曲家アルフレート・シュニトケ(Alfred Schnuttke […]
ロシアの名匠キリル・コンドラシンのマーラー交響曲第3番
ロシア出身の名匠キリル・コンドラシン(Kirill Kondrashin /1914~1981、写真1)は1960年代から70年代にかけて露メロディアに一連のマーラーの交響曲録音を行った。 オーケストラは音楽監督を務めた […]
ヘルベルト・ケーゲル&ライプツヒ放送響/ショスタコーヴィチ「交響曲第1番」
ライプツィヒ放送交響楽団やドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた名匠ヘルベルト・ケーゲル(Herbert Kegel/1920~1990、写真1)は古典派から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ指揮者だ […]
イランの名指揮者アレクサンダー・ラハバリによるプッチーニ「オペラ三部作」
アレクサンダー・ラハバリ(Alexander Rahbari、写真1)はイラン出身の今年73歳を迎えるイラン出身の名指揮者、作曲家である。 1980年代にはNHK交響楽団にも客演し名演を聴かせている。 今回紹介するプッチ […]