サー・エードリアン・ボールト&ロンドン・フィルハーモニックの「悲愴」
名匠サー・エードリアン・ボールト(Sir Adrian Boult /1889~1983)は日本ではホルストやヴォーン・ウィリアムズなどイギリス音楽の大家として知られたが彼はまたベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキ […]
リヒテル、アンチェル&チェコ・フィル/チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、1954
スヴャトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Richter/1915~1997)のチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」の録音は過去に取り上げ済みのヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーン交響楽団との独グラモフォンの1 […]
若き鬼才マゼール、「ベルリン放送響」首席指揮者時代の名盤から
〜 モーツァルト交響曲第25番・第29番 〜 若き鬼才マゼールがベルリン放送交響楽団首席指揮者時代に「コンサート・ホール・ソサエティ」に録音したモーツァルト「交響曲第25番ト短調K.183・第29番イ長調K.201」、当 […]
フリッチャイ&ベルリン放送響のチャイコフスキー交響曲第4番、1952
病魔におかされ48歳の若さでこの世を去ったハンガリーの名匠フェレンツ・フリッチャイ(Ferenc Fricsay/1914~1963、写真1)はチャイコフスキー交響曲録音を後期3曲を遺している。 今回スポットをあてる「第 […]
「自由への賛歌」ベルリンの壁破片付の仏グラモフォン限定盤CD、1989
〜 L. バーンスタイン、クリスマス特別コンサート・ライブ 、1989年12月25日 〜 師走に入り今年も「第9」のシーズンを迎えた。 今回の紹介盤はリリース当時大変話題となった1989年東西ベルリンの壁崩壊の歴史的な年 […]
クルト・レーデル&ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団
〜 18世紀の軽妙洒脱な作品集 〜 筆者がまだ学生時代の1970年頃、仏エラート音源のバロック音楽を中心に日本コロムビアから「エラート1000シリーズ」廉価盤でリリースされ興味を引いたクルト・レーデル&ミュンヘン・プロ・ […]
ポール・パレー&モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 による「リスト管弦楽曲作品集」
デトロイト交響楽団音楽監督を長年に渡り務めたフランスの名匠ポール・パレー(Paul Paray /1886~1979)はモナコ公国モンテカルロ(写真1 筆者撮影2003年8月)を本拠とするモンテカルロ国立歌劇場管弦楽団と […]
アンドレ・プレヴィンのピアノによるショーソン「ピアノ四重奏曲イ長調」
今回紹介のLPレコードは現在では超レア盤といっても過言ではないだろう。 ピアノの名手でもあった若きアンドレ・プレヴィン(写真1)がアメリカを拠点に活躍したハンガリー系ヴァイオリニスト、フェリ・ロト(Feri Roth)が […]
ドミトリー・キタエンコのスクリャービン交響曲全集
ドミトリー・キタエンコ(Dmitry Kitaenko 写真1)はレニングラード(現、サンクトペテルブルグ)出身、今年80歳を迎えた実力派巨匠指揮者のひとりである。 またNHK交響楽団にも客演し日本のファンも多い。 今回 […]
イーストマン三重奏団のチャイコフスキー”偉大な芸術家の思い出に”
イーストマン三重奏団(The Eastman Trio)はアメリカ、ニューヨーク州ロチェスターの名門イーストマン音楽学校の教授陣により1976年に結成され1982年まで活動した三重奏団である。 メンバーはピアノ;バリー・ […]