ドイツ、クラリネット界20世紀の名手オスカー・ミヒャリク/ウェーバー「クラリネット協奏曲」

ウェーバーが25歳の1811年にバイエルン王国マクシミリアンI世の依頼で作曲した二つのクラリネット協奏曲は先に「漫遊記617」で第2番変ホ長調をジェルヴァーズ・ド・ペイエの名演を紹介済みだが今回はドイツ20世紀の名手オス […]

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P.ズッカーマン(Vn)/エルガーのヴァイオリン協奏曲1992

イスラエルの名ヴァイオリニスト、ピンカス・ズッカーマンは指揮者としても活躍し現在カナダの首都オタワの国立芸術センター管弦楽団首席指揮者を務めている。 彼はエルガーのヴァイオリン協奏曲を大変気に入りライブ録音も含め3度も録 […]

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ロストロポーヴィチ&イスラエル・フィル/チャイコフスキー「悲愴」ほか、1975ライブ

20世紀を代表する名チェリスト、指揮者として活躍、度々の来日で日本のファンも多かったムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927~2007)が1975年1月14日イスラエル・フィルに客演した際の貴重ライブ盤を紹介したい。 […]

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A.パッパーノのチャイコフスキー後期交響曲集

アントニオ・パッパーノはオペラ、コンサート指揮者として活躍を続ける名匠のひとりである。 今回は彼が2005年に音楽監督に就任したイタリアの数少ない名門コンサート・オーケストラのひとつローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団との […]

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ミュンシュ&フィラデルフィア管弦楽団、唯一の貴重アルバム、1963

フランスの巨匠シャルル・ミュンシュが長年に渡って務めたボストン交響楽団首席指揮者を退任後、米CBSレーベルにフィラデルフィア管弦楽団と録音した唯一の貴重アルバムである。その観点からもLP初リリース当時大変話題となった録音 […]

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巌本真理弦楽四重奏団の「シベリウス&グリーグ弦楽四重奏曲」、1971

巌本真理弦楽四重奏団(写真1)は1966年に結成された日本国内のみならず世界的に高い評価を得た今や伝説の弦楽四重奏団である。 彼らのレパートリーは幅広く今回の紹介盤、シベリウスとグリーグの弦楽四重奏曲は生のコンサートでは […]

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若きサヴァリッシュ/コラート・ハンゼン(Pf)共演のレア盤

今回は若きウォルフガング・サヴァリッシュが名ピアニスト、コンラート・ハンゼンと共演したレア盤を紹介したい。 演奏曲目はチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」である。 LPは以前に「長時間LPレコード」で取り上げたことがあ […]

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G. ロジェストヴェンスキー&ソヴィエト国立響、チャイコフスキー「マンフレッド交響曲」1989

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー&ソヴィエト国立文化省交響楽団によるチャイコフスキー「マンフレッド交響曲」(1989年デジタル録音)は2011年に西側初登場音源として少々話題となった。 それまでに彼が録音した「 […]

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パウル・クレツキ&フィルハーモニア管 のシベリウス交響曲第3番

ポーランド出身(後にスイス帰化)の名匠パウル・クレツキ(Paul Kletzki/1900~1973、写真1)も日本では地味な存在だったが1960年代中期から後期にかけチェコ「スプラフォン」録音のベートーヴェン「交響曲全 […]

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ヤン・ダーメンのシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」

オランダ出身20世紀の名ヴァイオリニストのヤン・ダーメン(Jan Damen/1898~1957、写真1)はアルトゥール・ニキシュ時代のベルリン・フィル、カール・ベーム時代のザクセン・シュターツカペレ・ドレスデン、そして […]

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