ジャン・マルティノン&ウィーン・フィル、唯一の録音「悲愴」

フランスの名匠ジャン・マルティノン&ウィーン・フィルとの唯一の録音チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」は筆者が学生時代からの愛聴盤のひとつである (写真1 ジャン・マルティノンとサイン)。 しかもマルティノン唯一のチャイ […]

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マレイ・ペライアのメンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番・第2番、1974

ニューヨーク生まれ、度々の来日で日本のファンも多い名ピアニスト、マレイ・ペライア(Murray Perahia)も今年73歳を迎え円熟味も増す深みのある演奏に趣きを感じる。 今回は彼がレコード・デビューして間もないころの […]

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ゲリー・グラフマンのブラームス/ピアノ協奏曲第1番

フィラデルフィアにある母校カーティス音楽院の院長も務めCBSやRCAに数多くの名録音を重ねた名ピアニストのゲリー・グラフマン(Gary Graffman、写真1)も今年92歳を迎える長老である。 彼の日本での知名度は地味 […]

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ブルゴスの「カルミナ・ブラーナ」

スペインの名匠ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(1933~2014、写真1)は1974年に読売日本交響楽団に客演以来日本のファンも数多かった指揮者のひとりだった。 ちなみに彼はこの楽団の常任指揮者を1980年から […]

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ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管/R. シュトラウス管弦楽曲作品アルバムから

今回は巨匠ディヴィッド・ジンマンがチューリヒ・トーンハレ管弦楽団首席指揮者時代ARTE NOVA CLASSICSに録音したリヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲作品アルバム第1弾となった交響的幻想曲”イタリアから”と交響詩 […]

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ドキュメンタリー LP  “思い出の蒸気機関車”/米サンタフェ鉄道ほか

SL(蒸気機関車)のドキュメンタリー・レコードについては過去には漫遊記307で米モービル・フィデリティの「雷鳴下の蒸気機関車」などの傑作録音を紹介済みだが今回は米High Fidelity Recording Inc.制 […]

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パヴァロッティ&コッソットのドニゼッティ歌劇「ラ・ファヴォリータ」

ドニゼッティの「ラ・ファヴォリータ」はべッリーニの「ノルマ」と共に1971年9月イタリア歌劇団公演を聴き好きになったオペラだった (写真1 1971年イタリア歌劇団公演プログラム表紙) 。 当時イタリア・オペラ界のメゾ・ […]

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ハイフェッツ/ミュンシュ&ボストン響 “メンデルスゾーン&プロコフィエフ のヴァイオリン協奏曲”

20世紀を代表するヴァイオリニストのひとりヤッシャ・ハイフェッツ(Jascha Heifetz/1901~1987)は旧ロシア帝国、現在のリトアニアの首都ヴィリニュス出身7歳でメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」を演 […]

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エマーソン弦楽四重奏団のアイヴズ&バーバー/弦楽四重奏曲

エマーソン弦楽四重奏団は1976年ニューヨークで結成された現代作品を得意するカルテットである。 ちなみに名称はアメリカの有名な哲学者、作家ラルフ・ウォルド・エマーソン(Ralph Waldo Emerson/1803~1 […]

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若きマゼール、ベルリン放送響との「新世界から」

若きロリン・マゼールが首席指揮者を務める「ベルリン放送交響楽団(現:ベルリン・ドイツ交響楽団)」と来日したのは1973年1月の事、1963年・1966年の「ベルリン・ドイツ・オペラ公演」に次ぐ3度目の来日だった (写真1 […]

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