R.クーベリック&ロイヤル・フィル/ベートーヴェン交響曲第6番「田園」、1959

チェコ出身の巨匠ラファエル・クーベリック(Rafael Kubelik /1914~1996-写真1)は1950年代後期イギリスのロイヤル・オペラ・ハウス通称コヴェント・ガーデン音楽監督を務めていた時代に英EMIにいくつかのレコード録音を残している。 今回はその一連録音のラストと思われるロイヤル・フィルハーモニックとの1959年ステレオ録音、ベートーヴェン交響曲第6番”田園”を紹介したい。 今ではおそらく忘れさられた録音の一つと思われるがクーベリック45歳の時のヴィンテージ録音で彼の風格も感じる名演である。 また最終楽章が意外にも速いテンポで振っているところも興味深かった。 紹介盤は1970年に東芝廉価盤セラフィム名曲シリーズでリリースされた1枚で当時1000円の価格も魅力的だっ。(写真2  LPジャケット、東芝セラフィムAA-5003 /写真3 LPレーベル面)。

写真1    若きラファエル・クーベリック(LPジャケット裏面掲載写真)

写真2    ラファエル・クーベリック&ロイヤル・フィル/ベートーヴエン交響曲第6番「田園」LPジャケット(東芝廉価盤セラフィムAA-5003 1970年リリース)

写真3    LPレーベル面