「バレンボイム、デュ・プレ、ズッカーマン 」 トリオによる”大公”
ダニエル・バレンボイム(P)、ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)、ピンカス・ズッカーマン(Vn)のトリオは1969年~70年にかけてベートーヴェン「ピアノ三重奏曲」全集録音を完結した。 とりわけこの「第7番”大公”」によく針をおろす。 録音当時この3人はまだ20代、若き情熱的な演奏に惹きつけられた。 LP二面には「アレグレット」のみの作品「第8番WoO 39」がフィルアップされている。 紹介LPは独EMI-Electrola盤、1970年代にドイツでマインツのレコード店で求めた懐かしい1枚である(写真1 LPジャケット、独EMI-1C 063-02049/写真2 LPレーベル面)。