アラベラ・シュタインバッハーによるプロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲」
今回はロシア作品も得意とするアラベラ・(美歩)・シュタインバッハーのプロコフィエフ2曲の「ヴァイオリン協奏曲Op.19/Op.63」と「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115」が収録された名盤を紹介したい。このCDは2012年に蘭PentaTone Classicsからリリースされた。 バックはロシアの名指揮者ヴァシリー・ペトレンコ(Vasily Petrenko)が指揮するロシア・ナショナル管弦楽団、録音は協奏曲が2012年1月モスクワ、チャイコフスキー音楽院大ホール、無伴奏がオランダのファルテルモント(Valthermond)での2012年5月のセッションである。 シュタインバッハーの透明感あふれる美しいヴァイオリンの響きと共に録音の素晴らしさに驚いた1枚だった(写真1 CDジャケット、蘭PentaTone Classics、PTC 5186 395 /写真2 CD演奏録音データ)。