アンセルメ&バイエルン放送響の貴重ライブ盤、1964年・1966年

今回の紹介盤はエルネスト・アンセルメがドイツの名門放送オーケストラのバイエルン放送交響楽団に客演した際の貴重なステレオ・ライブ盤である。 収録作品はアンセルメ得意とするオネゲル「交響曲第3番”典礼風”」(1964年1月24日)並びにブラームス「交響曲第3番ヘ長調」(1966年3月17日)、この楽団の本拠地ミュンヘンのヘルクレスザールにおけるコンサートからバイエルン放送協会の音源である。 1989年に独ORFEO D’ORから初CD化された。 どちらもこのオーケストラの質の高さにアンセルメの繊細な感性が溶け合った見事な演奏が印象的だ。 尚、演奏後の聴衆の拍手はカットされている(写真1 CDジャケット、独ORFEO D’OR-C 202 891A /写真2 CD演奏・録音データ)。

写真1    アンセルメ&バイエルン放送響/オネゲル「典礼風」・ブラームス「交響曲第3番」ライブ盤CDジャケット(独ORFEO-C 202 891 A)

写真2    CD演奏・録音データ