アンタル・ドラティ&デトロイト響によるグローフェ、コープランドほか管弦楽曲アルバム
一昨日(漫遊記1083)で紹介したオーマンディ盤と並び今回のドラティ盤も忘れ得ぬ名盤である。 こちらはアンタル・ドラティがデトロイト交響楽団音楽監督時代のデジタル録音盤(1981年~82年録音)で紹介盤は1984年2LPセットでリリースされた国内盤である (写真1 2LP見開きジャケット(表)、国内盤ロンドンL35C-5276~77/写真2 同見開きジャケット(裏面)/写真3 LPレーベル面)。 アルバムの収録作品はガーシュインの名作オペラ「ポーギーとベス」からロバート・ラッセル・ベネット編曲による交響的描写「ポーギーとベス」、グローフェの傑作「グランド・キャニオン」組曲、コープランド「エル・サロン・メヒコ」・「舞踏交響曲」・「市民のためのファンファーレ」・舞踊音楽「ロデオ」組曲の6作品。 どれもがドラティの繊細なアプローチ、スケール感ある粋な演奏に魅了される。