イランの名指揮者アレクサンダー・ラハバリによるプッチーニ「オペラ三部作」
アレクサンダー・ラハバリ(Alexander Rahbari、写真1)はイラン出身の今年73歳を迎えるイラン出身の名指揮者、作曲家である。 1980年代にはNHK交響楽団にも客演し名演を聴かせている。 今回紹介するプッチーニのオペラ三部作、「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」は彼がベルギーのBRTNフィルハーモニー管弦楽団(現、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団)音楽監督時代に自ら立ち上げたCDレーベル「ディスカヴァー・インターナショナル(DISCOVER INTERNATIONAL)」に数々録音した中のひとつである。 この録音は当時ヨーロッパのオペラ・ハウスで活躍中の実力派歌手たちを集めブリュッセルのベルギー・ラジオ&テレビ放送局コンサート・ホールで1993年~94年にかけて行われている。 当時「文庫本」なみの価格で手軽にオペラが楽しめる大変重宝したシリーズだった(写真2 3CD BOX ジャケット、DISCOVERINT’L-DICD 94336 / 写真3 三部作各CDジャケット)。