オイゲン・ヨッフム&フランス国立管の貴重映像

オイゲン・ヨッフムは1980年2月フランス国立管弦楽団に客演6日はシャンゼリゼ劇場(写真1、筆者撮影)、8日にはサル・プレイエル (写真2、筆者撮影)の指揮台に立った。 プログラムは両日共にR. ワーグナー楽劇トリスタンとイゾルデから「前奏曲と愛の死」とブルックナー「交響曲第7番」が演奏された。 8日のコンサートは筆者手元のエアチェック・オープンテープ記録によれば1982年3月24日NHK FMで放送され後にCD化もされたようだ。 今回紹介する映像は6日のコンサート模様でさすがにブルックナーのスペシャリスト、ヨッフムの堂々とした指揮ぶりが音声はモノラルだが満喫できる (写真3  DVDジャケット、東芝EMI-TOBW 93036、 2006年リリース/写真4  DVD映像収録データ)。 尚、ボーナス・トラックにはヨッフムがこの楽団の前身「フランス国立放送局管弦楽団」を指揮した1964年4月9日(於サル・プレイエル)でのコンサートからモノクローム映像・モノラル音声モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」序曲が収めらられこちらも大変興味をひいた。

写真 1    シャンゼリゼ劇場(筆者撮影2003年9月)

写真 2    サル・プレイエル(筆者撮影2010年9月)

写真 3    オイゲン・ヨッフム&フランス国立管-ブルックナー交響曲第7番ほかDVDジャケット(東芝EMI-TOBW93036) 2006年リリース

写真4    DVD映像収録データ