ヤーノシュ・シュタルケル、最初のブラームス「チェロ・ソナタ録音」、1950年代

ハンガリー、ブダペスト出身の世界的名チェリストのヤーノシュ・シュタルケル(János Starker/1924~2013)はブラームスの2曲の「チェロ・ソナタ」を紹介盤1950年代モノラル録音のほかステレオで1959年と1992年に録音してる。 いずれも伴奏ピアニストは異なるが名盤として知られている。 筆者は何故かアメリカのピアニスト/アバ・ボーギン(Abba Bogin)との最初の録音に愛着を感じている。 ちなみにボーギンは1925年生まれでシュタルケルとはほぼ同世代である。 彼とはこの時代ベートーヴェンのチェロ・ソナタなども録音しており若き二人の息のあった演奏も魅力である。 紹介の英SAGA盤はオリジナルのモノラル録音を電気的ステレオ化したもので1964年にリリースされた (写真1 LPジャケット英SAGA –STXID 5164/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット、(英SAGA-STXID 5164/擬似ステレオ化)1964年リリース盤

写真2    LPレーベル面