クレンペラーの歴史的名録音から、ベートーヴェン「ミサ・ソレムスニス」、1951年VOX録音 

オットー・クレンペラー(Otto Klemperer/1885~1973)は1950年代初頭、ウィーン交響楽団を中心に米VOXに数々のレコード録音を残している。 今回の紹介盤ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」も1951年録音でその一連の歴史的名盤として知られている。 往年のウィーン出身名ソプラノ、当時クレンペラーとの共演も多かったイローナ・シュタイングルーバーをはじめエルザ・シェルホフ(アルト)、エルンスト・マイクト(テノール)、オットー・ヴィーナー(バリトン)の独唱陣にウィーン・アカデミー合唱団が加わる。 モノラル録音だが音質もまずまずである。 ちなみに紹介LPは独INTERCORDから1977年に歴史的録音シリーズ(Intercord Historische Serie)としてリリースされた懐かしの1枚である(写真1 LPジャケット(2LP)、独Intercord- INT155 803 /写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(独Intercord-INT 155.803)2LP MONO、 1977年リリース盤

写真2    LPレーベル面